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2012/02/16

Blanc Fumé de Pouilly 2008 (ブラン・フュメ・ド・プィイ )

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 また半年放置しておりました。ここ数年Blog以外にもソーシャルメディアが増えまして、FBとかTwitterの方がメインになっていました。何せ簡単で手軽というのもあります。ただし長い文章何かを書き込むにはどうしても難があり、せっかくいいワインを開けるので久々にこっちを更新してみようと思った次第です。

 さて、今宵はロワールの白ワインです。造り手はディディエ・ダグノー。この作り手はロワールでもかなり個性的な造りをするドメーヌになります。とはいってもディディエ・ダグノーは2008/9/17に飛行機事故により他界されておりラストヴィンテージは2007年。今宵開けている2008年はディディエ・ダグノーの息子のファーストヴィンテージになります。

 ディディエ・ダグノーのワインは所謂「自然派(ビオデナミ)」の造り手であり、一般のワインとは少々異なった生産方法をとります(生産者自身はこれが普通のやり方とおっしゃいますが)。自然派のワインにも様々ありますが、運が悪いと(保管方法や輸送方法が悪かったりすると)開けた瞬間に既に酸化していて飲める状態ではなかったりします。また酸化していなくても数時間~1日経つと白ワインがまるでブランデーのような色に変化したり中々気難しいワインです。一方、コルクを刺して一週間冷蔵庫に突っ込んでおいても酸化せず色合いや味自体も壊れることなくむしろ香りや味が進化するモンスターのようなワインも存在します。

 さてこのディディエ・ダグノー個人的には一度も当たった試しがありません。ワインに関する相性というかめぐり合わせの運というのは存在するようでディディエ・ダグノーのシレックス(フラグシップワイン)は開けたら壊れていたという状態のものしか口にしたことが無いので少々不安ですが、今回はシレックスではないので多分大丈夫でしょうw


 前置きが長くなりましたが早速飲んでみましょう。
 香り:マンゴーのような少し甘く青臭い香りがメイン。その後に洋ナシ、カリンなどのニュアンスも。フルーツの香りの奥にプイィ・フュメらしいスモーキー(火打石)な香りも。
 味わい:まず豊かな酸味。その後に力強い果実味が後支えし、ラストに綺麗にミネラルが舌を洗い流していきます。酸・果実味・苦味のバランスがとてもよいです。口当たりは普通の酸が強いワインのようにさらっとしているわけではなく非常にオイリーな舌触りです。素晴らしいワインだと思います。

 これだけ濃いのにしつこくなく感じるのは豊か過ぎるほどの酸味とミネラルのなせる業だと思います。しかしこのワインは平日仕事が終わって帰宅した後に飲むワインではないですね。ワイン飲んでリラックスではなく脳みそが疲れてしまいました。


 このワインは週末まで取っておいて、日曜日あたりもう一度トライしてみようと思います。


 ディディエ・ダグノーの壊れていないワインを初めて飲みましたが、かなりのインパクトがありました。もう数年置いたものも飲んでみたいと思う出来です。ただし休みで体調が万全であることが条件ですが...恐れ入りましたw

データ
作り手:Domaine Didier Dagueneau(ドメーヌ・ディディエ・ダグノー)
銘 柄:Blanc Fumé de Pouilly 2008 (ブラン・フュメ・ド・プィイ )
格付け:AC Blanc Fumé de Pouilly(ブラン・フュメ・ド・プィイ )
セパージュ:ソーヴィニヨン・ブラン 100%
価 格:6,000円位

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