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2010/08/30

Beaune 1er Cru Boucherotte 2000 Lea Selection(ボーヌ・プルミエクリュ・ブシュロット・レア・セレクション)

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 今宵はピノのマグナムボトルで一献

 最近の私に足りないものは何か?そう。ピノ成分が全くをもって足りていない。酷暑というより激暑だった今年は赤ワインが全く進まず、赤ワインには全く手を付けていなかった。だがしかし、ピノ・ノワール好きがそう長くピノを絶てるわけでもなく...安いマグナムボトルを見つけたので即買いしてみた。しかも10年熟成されたピノ。月曜日から開けるにはマグナムでも十分いけるのだが、問題は10年前のワインだと言うこと。基本的に、ワインボトル一本開けると確実にノックダウンどころかハイパーリバースタイムになってしまう私にとって、マグナムボトルは私以外に飲む人がいない限り自殺行為に等しい。しかも気難しいブルゴーニュのピノノワール。新しいものから古いものまで結構飲んでいると思うが、なんとも飲み頃が難しい。開けた瞬間はだめでも次の日から香りが開くものもあれば、開けた瞬間のみ素晴らしい香りがするが一時間もすると終わっているものとか様々でどうも読みきれない。ようするに伸るか反るかの世界だと思っている。

 さて今宵のブルゴーニュワインだが、ロマネ・コンティなどの畑がある北側(コート・ド・ニュイ)ではなく、ブルゴーニュでは南のほうのワインになる。南側で言うと赤ワインよりはムルソー、モンラッシェ等のシャルドネから造られる白ワインが有名な産地だが、私の好きなポマール、ヴォルネイ等北側よりもリーズナブルで美味しい赤ワインも生産している地域でもある。


 ソレでは早速いただいてみよう。色は熟成されたピノらしくガーネットに近い。香りは控えめだがチェリーやカシスの果物の上品なニュアンスと、リコリス、花の蜜、清涼感のある甘いハーブの香り。ボーヌのワインは北のニュイに比べて土臭く力強いイメージがあるが、全くそのようなことはない。10年たっているだけあって派手ではなく落ち着いているがなんとも期待させる素晴らしい香りがする。味わい。柔らかな酸味、果実味、タンニンがこなれていて素晴らしい。熟成したワインならではの味わい。本当に美味しいピノノワールだと思う。しかもマグナムでこの価格は安い。


 願わくば明日ももってくれれば...でもその場で散ってしまうのがピノなので、今この状態で飲めることをワインの神様に感謝しようと思う。


 このワイン、ボトルに漢字で「天・地・人」と書いているのだが、セレクションしているのが日本人醸造家の仲田晃司氏。ブルゴーニュの一線でがんばっている日本人醸造家である。

データ
作り手:Lou Dumon(ルー・デュモン:作り手は非公開ネゴシアンゆえ)
銘 柄:Beaune 1er Cru Boucherotte 2000 Lea Selection(ボーヌ・プルミエクリュ・ブシュロット・レア・セレクション)
格付け:AC Beaune 1er Cru
セパージュ:ピノ・ノワール 100%
価 格:6,400円(マグナムボトル:1,500ml)

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