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2009年11月

2009/11/25

YARDEN Chardonnay 2007(ヤルデン・シャルドネ)

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 イスラエルはゴラン高原産のワインです。現代ではワインと言えばヨーロッパ。と言うことになりますが、歴史的にはこちらのほうがずっと古い。紀元前・・・フェニキア人の時代よりワインを飲んでいたと言います(生まれはメソポタミアですが)。フェニキア人がギリシャにワインを伝え、ヨーロッパに広がっていきます。
 フェニキア人の作った都市といえば、イスラエルのお隣、レバノンにある、シドン、ティルスあたりが有名ですね(世界史の教科書にも出てきます)。


 ワインのルーツに当たる国・・・とはいえ当時からの製法のワインではなく、もちろん現代のワインですが、その当時はどのように飲んでいたのか・・・思いをはせてみるのもいいかもしれません。

ゴラン高原と聞くとPKOが真っ先に浮かんでしまうのは、当時かなり揉めてたからでしょうか。


 さて、早速いただいてみましょう。
 香り・・・なんというか久々にこの系の香りを嗅ぎました。所謂ニューワールドのシャルドネ!という感じです。パイナップル、洋ナシ、バニラの甘い香り・・・新樽だぁ~。味わいは非常に凝縮感があります・・・がアフターの苦味が少々自己主張していてちょっと気になるかも。もうちょっと時間を置いてみたいワインではありますね。
今日は暖かかったですが、クリームシチューなんかとあわてもいいかもしれないなぁと思いました。


データ
作り手:Golan Heights Winery(ゴラン・ハインツ・ワイナリー)
銘 柄:YARDEN Chardonnay 2007(ヤルデン・シャルドネ)
格付け:-
セパージュ:シャルドネ 100%
価 格:2,300円

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2009/11/20

Crozes Hermitage Les Gravieres 2007(クローズ・エルミタージュ・レ・グラヴィエール)

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 久々にローヌのワインを開けております。昨日の深夜から今日にかけて仕事で、今日の朝に家に帰ってきたのですが、あまりにも天気が爽やかなので寝ないで掃除したり洗濯したりと身の回りの整理をしていました。なんとか体は覚醒状態のままで、今日はこの一杯を飲んだら多分寝ると思います。
 このワインの造り手は、ジャン・リュック・コロンボ。コルナスの造り手としても有名。私はジャン・リュック・コロンボのコルナスが大好きで、毎年冬になると買って飲んでいたりします。
 南仏の白ワインは本当に飲む機会が少ない・・・売ってないわけではないのですが、どうも食指が動かないんですよね。同じ南仏であればロゼなんかはよく買ったりするんですけど。

いつものようにクローズ・エルミタージュの場所は↓ローヌでも1、2を争う高級ワインが生産されるエルミタージュはクローズエルミタージュより河に近い位置にあります。対岸はサン・ジョセフです。




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それでは・・・

香り・・・レモンの皮の様なニュアンスや、オレンジマーマレード、バニラや蜜などの甘い香り、ヘーゼルナッツの様な香ばしい香り。んでミネラル香。この値段帯のワインではあまりお目にかかれない香りです。味わいは柔らかい酸味とトロリとした果実味・・・あぁ^~南フランスのワインだなぁって思います。アフターに少々強めの苦味が。味わいは若々しいですが、うまく纏まっているバランスのいいワインだと思います。
 そういや瓶の形がアルザスっぽいのは何故なんだろう?


さて、久々に今日の一皿。グルノーブル風サーモンのポアレです。まぁ用はバター鮭の皮がぱりぱりになるようにポアレして、ケイパー、レモン、クルトン、パセリのソースをかけてます。しくじったのはパセリの投入タイミング・・・いろが抜けちまった・・・次回はリベンジしたいと思いますww

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 グルノーブルはサッカー選手が日本から何人か行っていて日本でも結構知名度が高いとは思います。場所的にはローヌより東で、サヴォア寄りってとこでしょうか。本来なら近いところのサヴォアのワインでもあればよかったのですが、この辺の酒屋では売ってないのでw


 そういえば今週はボジョレー・ヌーヴォーでした。今年も去年同様一本買うことは無く、お店で3種類ほどいただきました。ボジョレー・ヌーヴォーは年々輸入本数が少なくなっているようです。お祭り物とはいえ、近年のボジョレー・ヌーヴォーの値段の上がりっぷりは酷かったので、多少落ち着いてくれればなぁと思います。

データ
作り手:JEAN-LUC COLOMBO(ジャン・リュック・コロンボ)
銘 柄:Crozes Hermitage Les Gravieres 2007(クローズ・エルミタージュ・レ・グラヴィエール)
格付け:AC Crozes Hermitage
セパージュ:マルサンヌ 80%, ルーサンヌ 20%
価 格:1,400円

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2009/11/15

Vin de Table de France Rouge(ヴァン・ド・ターブル・ド・フランス・ルージュ)

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 昨日はというか今日の早朝から重いワインが続いたので、今宵はほっとするワインを…。南仏のテーブルワインです。いかにも地元消費用のワインといった様相。ビンの底は一定の厚さではなく、リサイクルビンを使っているのでこすれた傷も多い。栓はコルクではなくプラスチック製です。日本酒でも地元専用に普通酒が売っていたりしますが、まさにそんな感じです。しかもワイン名が何のひねりも無いwVin de Table de France Rouge(ヴァン・ド・ターブル・ド・フランス・ルージュ)。日本語に直せば、テーブルワイン・赤。

 このワインは所謂ビオデナミで、酸化防止剤も入れなければ、清澄、ろ過もしない。栓を開けると軽く「プシュッ」と音がします。

 このワインを飲むときには難しいこと考えずに飲むべきだと思うのですが、それではBlogの記事として成り立たなくなるので、いつもどおりというか、申し訳程度にw書いておきます。
 さて・・・香りはカシス、プルーンの様な果実や、黒コショウのスパイシーなニュアンス。味わいはとってもフレッシュでブドウをそのまま食べているかのようです。なーんて書いていますが・・・


             /)
           ///)
          /,.=゙''"/   
   /     i f ,.r='"-‐'つ____こまけぇこたぁいいんだよ!!
  /      /   _,.-‐'~/⌒  ⌒\
    /   ,i   ,二ニ⊃( ●). (●)\
   /    ノ    il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
      ,イ「ト、  ,!,!|     |r┬-|     |
     / iトヾヽ_/ィ"\      `ー'´     /

 このワインは香りがどうとか、味がどうとかと言うのは非常に野暮で、飲む→旨い!ただそれだけ。理屈ではなく、感じるがままに。ワインは難しい?分からない?知識やお勉強なんてどうでもでもいいんです。この時だけでいいので、こじゃれたワイングラスは捨てて、コップでワイワイ飲みましょう!コップを使えばビオデナミ独特の還元香も気になりません。


 Luis Julian(ルイ・ジュリアン)さんは結構なお年なので、あと何年このワインをのめるか分からないのですが、元気にワインを造り続けてもらいたいものです。白とロゼも出していますが、そちらもお勧めです。


データ
作り手  :Luis Julian(ルイ・ジュリアン)
銘 柄  :Vin de Table de France Rouge(ヴァン・ド・ターブル・ド・フランス・ルージュ)
格付け  :Vin de Table
セパージュ:?(グルナッシュ、シラー、メルロー等)
価 格:1,400円(1,000ml)

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Cuvee Louise Rose 1995(キュヴェ・ルイーズ・ロゼ)

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 当Blogでも何度か取り上げているポメリーのLouise。珍しいロゼを手に入れることが出来たので、こっそりと開けました。1995というヴィンテージも最高。今まで飲んだ中で、最高のシャンパーニュは1989のルイーズでしたが、それを越えることは出来るのか?かなりの期待しながらボトルを開けました。

 まず色。どう見てもロゼ・シャンパーニュの色ではない。普通のヴィンテージシャンパーニュと変わらない。ほんの少し微かにくすんだ・・・珊瑚の様な色が付いています。ブラッシュワイン?と思えるほどの色の付きです。

 香りは、軽いランシオ香、ナッツ、ブリオッシュ、蜂蜜、レーズン、非常に微かですが。フランボワーズの様なニュアンスも・・・非常に複雑。口に含むと繊細で上品な泡が口の中に広がり、フレッシュな酸味と上質な果実をそのまま食べているかのような・・・味わい。酸味と果実味バランスが素晴らしく、非常に余韻も長い。すべてにおいて上品にまとっているシャンパーニュだと思います。


 こいつは久々に素晴らしいシャンパーニュを飲みました。1989と甲乙付けがたい。


 勢いあまって、テタンジェの2000年記念マグナムボトルを開けて、朝5:00近くにシャンパーニュナイトはお開きとなりました。

データ
作り手:Pommery(ポメリー)
銘 柄:Cuvee Louise Rose 1995(キュヴェ・ルイーズ・ロゼ)
格付け:Champagune
セパージュ:?
価 格:-

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2009/11/07

Gevrey Chambertin Cuvee de l'Abeille 2001(ジュヴレ・シャンベルタン・キュヴェ・デ・レベイユ)

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 今宵はブルゴーニュの赤ワインを。ドメーヌ・ポンソです。非常に名の知れているドメーヌですが、いかんせん私はハズレばかり引いてあまり印象の良くない造り手です・・・結構本数飲んでるんですが、どうもこうもあたりを引かない。自分で買ったものに関しても、飲ませてもらったものに関してもです。相性が悪いとしか言いようが無いw万札叩いて泥水のようなピノ・ノワール(すいません)とか開けた瞬間絶望の限り・・・

 それでもいいのに当たった人に聞くと本当に素晴らしいワインということなので、機会を見ては買っているのですが、今日はどうなることか・・・

 香りはチェリー、プラム、スミレ花、甘いヴァニラのニュアンス、少々香ばしい香木等。香りのではいい感じです。味わいは、正直線が細い。軽く甘みを感じられるものの、アフターの酸味とタンニンが正直口の中に残るのが微妙な感じです。香りが悪くないだけにもったいない・・・やっぱりポンソとの相性が悪いのかorz...
 ちなみに泥水と言ったのは、グラン・クリュのグリオット・シャンベルタンです。それに比べればと言うのもありますが。

 先週、封切になったサイドウェイズを見に行きました。原版は数年前に見ていて、その日本人キャストリメイク版ですが、主人公がすきなのがピノ・ノワールでした。原作の主人公はシュヴァル・ブランとは対照的。ヒロイン(鈴木京香)はカベルネ好き(蛙のワイナリーに勤めている)という感じでした。原版見てなくても面白いのでお勧めしておきます。


データ
作り手  :Domaine Ponsot(ドメーヌ・ポンソ)
銘 柄  :Gevrey Chambertin Cuvee de l'Abeille 2001(ジュヴレ・シャンベルタン・キュヴェ・デ・レベイユ)
格付け  :AC Gevrey Chambertin
セパージュ:ピノ・ノワール 100%
価 格:4,300円

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2009/11/06

Deep Blue Spatlese Torocken 2007(ディープ・ブルー・シュペトレーゼ・トロッケン)

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 さて、今宵は前回に続き、ドイツワインを開けております。ナーエ地方のお酒です。このワインはシュペートブルグンダーというブドウで作られています。シュペートブルグンダーというのはフランスのピノ・ノワールのことです。ドイツでもピノは作っていて、日本でも手に入ります。
 ピノ・ノワールというブドウはその名のとおり「黒ブドウ」です。本来は赤ワインを作るのですが、このワインはボトルの写真を見ていただくとわかる通り、「赤く」ありません。シャンパーニュで例えると、ブラン・ド・ノワールと言ったところでしょうか。ブラッシュワインともちょっと違った感じです・・・

 グラスに注ぐと、『ほぼ』白ワインの様な様相です。他の白ワインと違うのは微妙に、微かにですが灰色がかった赤っぽい色が混じっているように見えます。中央葡萄酒造のグリ・ド・甲州がこんな感じの色だったと記憶しています。

 さて早速いただいてみましょう。香りは、グレープフルーツの皮の様な柑橘系の果物ニュアンスや、弱いんですが金木犀の花、香ばしいナッツ系の香り、ミネラル香等・・・うーむなんというか香りは甲州に非常に近い気がします。金木犀の花の香りを除くとまんま甲州という感じです(甲州より香りの出ははっきりとしています)。口に含むと、舌の上でピチピチと発泡するようなフレッシュな酸味、その後に仄かな甘みと少々強めの苦味が感じられます。フレッシュな酸味で、軽いと思いきや、意外にボディはしっかり・・・アルコール度数も12%とドイツワインにしては高目と言うこともあると思います。春から夏にかけて活躍しそうなワインですね。旨いです。


データ
作り手:Weingut Tesch(ヴァイングート・テッシュ)
銘 柄:Deep Blue Spatlese Torocken 2007(ディープ・ブルー・シュペトレーゼ・トロッケン)
格付け:QmP
セパージュ:シュペートブルグンダー 100%
価 格:2,480円

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2009/11/04

Der Neue 2009(デア・ノイエ)

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 11月になりました。外もかなり寒くなり、冬の気配が近づいているのが分かります。街ではクリスマスの飾りつけなんかが始まっています。ポインセチアの赤色が鮮やかです。

 さて11月といえば、各国新酒がリリースされる月です。フランスのボジョレー・プリムールの第一陣が成田に着いたというニュースがやっていました。今年は例年と異なり、メールマガジンでも、店でもボジョレー・プリムールを売り出すという気配はあまり無く、予約受付中程度の扱い。景気も悪いし、あまり売れないと踏んでいるんでしょうか。
 ちなみに私は。今年もボジョレー・プリムールを買う予定はありません。正直高いですし…多分お店でいただくことになるでしょう。

 今宵は、ドイツの新酒「デア・ノイエ」をいただいております。あまり聞きなれないと思いますが、要するにドイツ版ヌーボーです。イタリアのノヴェッロ同様11月の頭に解禁となります。フランスのように11月の第三木曜日と厳格に指定されてはいません。

 さて早速飲んでみましょう。ラベルにhalbtrocken(ハルプトロッケン)とあるので中辛口ということのようです。コルクを抜いた瞬間、プシュッと音がしました。
 香り、レモンや青リンゴなどのフレッシュな香りがメインです。少々ミネラル香もするかな?味わいはフレッシュそのもの。元気な酸味を感じ、舌の上でピチピチと感じるほど。が、結構面白いものでこのワインは薄いなりにちゃんとした味わいがあります。グビグビやれないわけではないですが、軽いサンドウィッチなんかがあればもっと楽しめるかもしれません。この手のワインは今の時期より、夏のほうが楽しめそうですが、新酒なんで仕方ないですねw


今年も新酒が飲めたことをすべての人に感謝!


データ
作り手:Romanuskellerei(ロマノスケーライ)
銘 柄:Der Neue 2009(デア・ノイエ)
格付け:Rheinischer Landwein(ライヘッセン地酒)
セパージュ:ミュラー・トルガウ主体
価 格:890円

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