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2009年3月

2009/03/31

シードルとイタリアのロゼワイン

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 土・日・月と調子に乗って飛ばしすぎました。土曜日のは前回の記事の通りで、日曜日はキスラーをはじめとするカリフォルニアのシャルドネを飲みまして、挙句の果てにはドーヴィサのシャブリ・グランクリュを開けるという状態。昨日は昨日で、レオヴィル・ラスカーズ…。肝臓の休まる暇もない。さらに濃いワインばかり続いたので、今日は本当に軽く一杯。

 まずはシードルです。ここのシードルは大好きで、何度かこのBlogに載せたこともあります。本当はこれより少々安い「普通」のVal de Ranceが欲しかったのですが、甘いものしか残っていなかったので、こっちにしました。味わいも優しくてなんともホッとします。アルコール度数も4%程で軽めです。ビールも良いですが個人的にはこっちのほうが好きです。

 次は春らしくロゼワイン。都内の桜は完全に足踏み状態。うちの周りではぜんぜん咲いていません。まだまだ風が冷たい。本当は花見用にとっておいたのですが、なかなか咲かないので飲んじゃってます。イタリアのMontepulciano D'Abruzzoです。モンテプルチアーノ・ダブルッツオはイタリアの赤ワインでも安くて美味しいものが手に入りやすいので、結構飲んでます。んで今日はそのロゼワインです。CERASUOLO(チェラズオーロ)というのはサクランボのことです。
 香りは、ストロベリーやラズベリー、クランベリーなどの赤い果実の甘いニュアンスが全開。元気一杯で華やかな印象。味わいは、フレッシュな酸味とフレッシュな果実味。新鮮な果物を食べているような感じです。フレッシュな印象ですが、けっして薄っぺらい味のワインではなく、全体としてバランスのいい味わいだと思います。もっと天気がよくなって暖かくなったら、これもって花見に行くのに…バケットとハムでサンドウィッチ作って。

久々に夕飯をうp
蛸と菜の花とオレンジのサラダと、菜の花とフレッシュトマトのパスタです。
菜の花のパスタは最近結構食べていたのですが、たまにはトマトでも突っ込んでみようかなと。蛸にオレンジとかグレープフルーツの酸味が合います。バルサミコを使うと色的な問題もあるので、酸味担当はレモンを絞って。
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 土日は良いとして、月曜日(30日)もバンバン飲んでいたのは私の誕生日だったからなんですね。
 本当は一人で祝う予定だったのですが、一緒に祝ってくれたお二人に感謝。


                  そして


               おめでとう!俺!

データ1
作り手:Les Celliers Associes(レ・セリエ・アソシエ社)
銘 柄:Val de Rance Biologique(ヴァル・ド・ランス・ビオロジック)
格付け:
価 格:1,400円


データ2
作り手:FARNESE(ファルネーゼ)
銘 柄:Montepulciano D'Abruzzo CERASUOLO 2008(モンテプルチアーノ・ダブルッツオ・チェラズオーロ)
格付け:DOC Montepulciano D'Abruzzo
セパージュ:モンテプルチアーノ 100%
価 格:1,200円

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2009/03/28

ドーヴネ再び。そしてコシュデュリのシャルドネ

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 シャルドネ封印と言っておきながら、そんなに凄いのならば飲んでみたいという話になり、再びドーヴネを開けています。加えて、ブルゴーニュのシャルドネ屈指の名手、コシュ・デュリも。
 今回開けているドーヴネのワインは、前回飲んだムルソーではなく、Auxey-Duresses(オークセイ・デュレス)です。場所的にいえばムルソーの北西にある人口350人ほどの小さな村です。下の地図を見ていただければわかりますが、南北を山に囲まれた小さな村といった感じ。お隣のムルソーのほうが町って感じがしますよね(ムルソーの人口は、1500人くらい)。ワインのほうはというと、ムルソーなどに比べればマイナーなAOCではありますが、日本でも手に入らないというわけではなく、たまにショップで見かけることもあります。

Auxey-Duressesの「Auxey」日本語の読みでは、オークセイ、オーセイ、オーセと何種類か読みがついているんですけど、どれが一番フランス語に近いんでしょうね。ちなみに私は、初めて読んだ本に「オークセイ」と書いてあったので、それで覚えてしまいましたが…。

↓オークセイ・デュレスの地図




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 まずは一本目、コシュ・デュリのブルゴーニュ・シャルドネ。ここのワインもエントリーが10,000円(AC ブルゴーニュ、アリゴテで6,000円位)で、フラグシップのコルトン・シャルルマーニュなんかは20万Overです。普通のブルゴーニュ・シャルドネはなどな1500円-2000円ということを考えると、ドンだけ高いの?というかただのブルゴーニュ・シャルドネにそんなにお金をかける価値があるの?と非常に疑問に思ってしまいますが、前回飲んだドーヴネの例がありますので、ここは頭を空っぽにして飲みたいところ。
 香り、ナッツ、アーモンド、グレープフルーツ、ミネラル香、アフターに少々ランシオ香。若い割にはランシオ香…正直コルクの状態から保存状態が微妙に怪しい感じだったので、これが本来の香りかどうかは、開けたときには分かりませんでしたが、時間が経つにつれてどんどんと変化して行き、すばらしいポテンシャルをもっているワインということが分かりました。一時間くらい経つと凍頂烏龍茶のような香りも。味わいは、少々突出ぎみの酸味を感じ、苦味とのバランスが取れていない感じがするのは、まだまだ開ける時期が早いからでしょう。果実味もしっかりしていて、あと5-10年後くらいにもう一度飲んでみたいワインです。多分このワイン、ブラインドで飲まされたら、ACブルゴーニュとは答えないと思います。本当に美味しいです。


二本目、ドーヴネのオークセイ・デュレスヴィンテージは前回のムルソー同様2003です。ムルソーの記憶がまだ新しいので、いいかんじで比較も出来るはず。畑の名前的な"格"から言えば、ムルソーより落ちるかも知れませんが、地理的にも近く、さらにドーヴネが造っているのでムルソー並みいや、それ以上でもあまり驚かないかも…という期待もこめつつ開けてみました。
 香りは、グレープフルーツや、ハーブ、アカシアの花、ミネラル香、時間が経つと少々スパイシーなニュアンスも。ジンジャーの様な香りもあります。やはり前回のムルソーの印象が強く残っていて、香りに関してはさすがにムルソーに一本とられた感じです。というより、開けてから暫く経っても開いてくる気配がないので、強制的にでキャンタージュをすました。すると、全く別のワインのように香りが一気に開いてきました。
 味わいは、甘みを感じるほど素晴らしい果実味と、優しい酸味、ほどほどの苦味がバランスよく調和しています。

 再びなんともいえない素晴らしいシャルドネを飲むことが出来ました。が、少々シャルドネに関しては不感症になりつつあって…それよりももう一度ムルソー飲むぞ!という声も聞こえてきてさぁ次はどうする?といった感じですw


すごーくいまさらですが、ドーヴネのラベルには「Mis en Bouteille au Domaine par Lalou Bize-Leroy S.C. du Domaine d'Auvenay ,Meursault ,France」ってマダム・ルロワの名前がきちんと入ってるんですね。

データ1
作り手:Domaine J.F.COCHE DURY(ドメーヌ・ジャン・フランソワ・コシュ・デュリ)
銘 柄:Bourgogne Chardonnay 2002(ブルゴーニュ・シャルドネ)
格付け:AC Bourgogne
セパージュ:シャルドネ 100%
価 格:11,500円

データ2
作り手:Domaine d'Auvenay(ドメーヌ・ドーヴネ)
銘 柄:Auxey-Duresses 2003(オークセイ・デュレス)
格付け:AC Auxey-Duresses
セパージュ:シャルドネ 100%
価 格:19,000円


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2009/03/25

Chateau Talbot 1999(シャトー・タルボ)

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 ボルドーワインを開けながら、今宵は少々リッチな気分に。
 今宵は、ボルドーワインを開けています。一応勤め先の芝公園でもぽつりぽつりソメイヨシノが咲き始めましたが、まだまだ満開までとは行かず、ここ最近の天候もあいまって開花のほうもストップしている状況です。本来であれば、春爛漫にふさわしくロゼワインでも開けたいところですが、思いのほか東京でも肌寒い状況が続いているので、今宵はボルドーの赤ワインと相成りました。

 このワインは、ボルドーはサン・ジュリアンのワインですが、サン・ジュリアンのACOの中では一番畑が大きく、安定したワインを造ることに定評があります。ということは、非常にいい年でも、悪い年でもある意味外れなくのめる作り手でもあります。ボルドーワインといえば、ラフィット、ラトゥール、ムートンが集中しているポイヤック地区や、某女優さんが大好きなマルゴー地区にスポットが当たってしまいますが、まぁ名前の挙げたワインについてはとてもじゃないけど、普段飲もうという気にはなれません(価格という意味で)。ただ、ここら辺の地区のワインであれば、月一の贅沢という意味で買えるラインの価格帯で、十分に満足できるワインだと思います。
 
↓シャトー・タルボはこちら




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 さて早速いただいてみましょう。香り。ブラック・チェリー、カシス、上品で甘い樽香由来のあまーい香り、微妙になめし皮の香りも。なんというエレガントな香り…。味わいは、なんとも凝縮間のある果実味と滑らかなタンニン(苦味)さすがに10年の熟成を化させただけあります。まだまだ若い感がありますが、味わいが十分こなれていて、柔らかい味わいです。うまい…


開けたコルクが、同じ日に開けた、ラ・プス・ドールのサントネイ・1er・レ・グラヴィエール 2005と変わらない状態だったので、シャトー蔵出しと思われる非常に状態がよいワインでした。


データ
作り手  :Chateau Talbot(シャトー・タルボ)
銘 柄  :Chateau Talbot 1999(シャトー・タルボ)
格付け  :AC Saint Julien(サン・ジュリアン)
セパージュ:カベルネ・ソーヴィニョン66%, メルロ26%, プティ・ヴェルド5%, カベルネ・フラン3%
価 格:8,190円

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2009/03/24

Reymos Brut(レイモス・ブリュット)

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 ココ最近かなり暴走気味だったので、いつものペースに戻します。
 今宵はスペインのエスプモーソ(スパークリングワイン)を飲んでいます。スペインのスパークリングワインといえば、その殆どがカバなのですが(生産量)、カバ以外のスパークリングワインも作ってはいます。んで、店を物色していたらなんとも1,000円未満のお買い得スパークリングがあったので買ってみました。とりあえずラベルから分かるのは辛口であることと、日本でも馴染みのある所謂「マスカット」を使っていることです。日本でもおなじみのマスカットは「マスカット・オブ・アレキサンドリア」のことになります。

 それでは早速飲んでみましょう。香りは、いわゆるマスカット香です。ほかにオレンジやジャスミンの香りがします。非常に華やかな香りです。味わいは爽やかな酸味と、バランスのよい果実味があってフレッシュな印象。アフターの苦味もいいです。泡立ちも不自然に強いということもなく、全体的に綺麗に纏まっていると思います。というか、これで880円は安い。デイリーのスパークリングワインにもってこいですね。

 何本か追加で仕入れとかねば…

データ
作り手:Reymos(レイモス社)
銘 柄:Reymos Brut(レイモス・ブリュット)
格付け:-
セパージュ:マスカット・オブ・アレキサンドリア 100%
価 格:880円

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2009/03/23

ブルゴーニュとカリフォルニアとワイン好きと

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 4本も一気に開けたので、さすがに題名には書けませんが、ブルゴーニュワインとカリフォルニアワインを飲みました。先日開けたムルソーから一気に勢いづいた感がありまして、値段がどうこうじゃ無しに、うまいピノ・ノワール(もちろんブルゴーニュ)が飲みたい!(シャルドネは暫く封印)という流れで、普段からは考えられないほどのワインを開けました。ワイン好き5人で、4本。一本は急遽参戦したカベルネでした。
 結論から言えば、本当に素晴らしいワインたちで久々にブルゴーニュを堪能した感があります。脳みそが再び熱くなりました。

 
 まずはいつもどおり、地図をどうぞ。

モレ・サン・ドニ




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ヴォーヌ・ロマネ



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 ぐだぐだ書くよりも開けた順に一気に感想を。
 一本目のClos des Lambrays 2005モレ・サン・ドニにあるグラン・クリュ(特級畑)です。Domaine des Lambrays(ドメーヌ・ド・ランブレイ)というのワインそのままの名前の作り手なのですが、ここだけがこの畑を所有しているわけではなく、たった0.5haを別のドメーヌが所有しています。というわけで非常に惜しいがモノポールになれない畑です。若いということもあって、まずはこれから。
 香り、ラズベリー、ブルーベリー、カシス、リコリスなどの香り、時間が経ってからブリオッシュのニュアンスも。まずは果実味が濃い。フルーツ丸かじりをしたような感じです。タンニンが非常に優しく、滑らかで、酸味とのバランスも素晴らしい。最初は少々閉じ気味だったのですが、1時間くらいで香りが開いてきました。もちろん開けるのは早すぎで、10-20年後もう一度飲んでみたいワインです。
 
 二本目はClos de la Roche 1996(クロ・ド・ラ・ロッシュ)、作り手はこのワインで非常に定評のある「Domaine Philippe Vincent LECHENEAUT(ドメーヌ・フィリップ・ヴァンサン・レシュノー)」ここのモレ・サン・ドニが以前飲んだときに非常に好みだったので、かなり期待をしていました。
 香りは、カシス、オレンジピール、なめし皮、ブリオッシュ等、これぞモレ・サン・ドニのピノ・ノワール!これが飲みたかった!と香りだけである意味満足出来るくらい素晴らしい芳香。口に含むと優しいがしっかりと自己主張している酸味と、滑らかなタンニン、味のある果実味…バランスが素晴らしい。色は13年前とは思えないほどの濃さで2005のランブレイと変わらないくらい。やはりブルゴーニュのグラン・クリュは違う…

 三本目はミッシェル・グロのVosne-Romanee 1er Cru Clos des Reas 1996(ヴォーヌ・ロマネ・クロ・デ・レア)、これはミッシェル・グロのフラグシップワインと言える畑です(単独所有:モノポール)。ブルゴーニュワインでは、「XX Gros」といったドメーヌが何件かあり、どれがどのワインだったかこんがらかることがあります。そのうち追記でグロ家の系譜は書いておこうと思いますが、今回は割愛します。
 香り、獣臭がまず一発目、久々にこの香りを嗅いだ…それからオレンジピール、チェリー、カシス、少々スパイシーな香木、黒糖等、まだまだ香りのニュアンスはあるのですが、経験不足ゆえ全部書ききれません。味わい。酸味が素晴らしい、んでなんという柔らかい呑口…エレガントなワインです。まだまだ状態も元気で、あと10年は確実にもつと思います。もうこのころになると、鼻と脳みそがやられてきていました。

 ラスト、Ridge Cabernet Sauvignon Jimsomare 1993(リッジ・カベルネ・ソーヴィニヨン・ジムソメア)このワインは最初別の日に開けようという話になっていましたが、勢いで開けました(笑)。もう正常な判断は出来なくなっていたと思います。またこれも素晴らしいワインでした。香りは煮詰めたジャムや少し爽やかなユーカリの香り、香木、墨、あとカシス、ラズベリー、コーヒーなど。味わいはさすがカリフォルニアのカベルネ(というかリッジのカベルネ)!と思える凝縮された果実味と豊かなタンニン。さすがに16年前のワインなので、口の中がギシギシ言うようなタンニンではなく酸味といい感じで混ざり合っています。


 とにかく素晴らしい夜でした。ワイン最高!

データ1
作り手  :Domaine des Lambrays(ドメーヌ・ド・ランブレイ)
銘 柄  :Clos des Lambrays 2005(クロ・デ・ランブレイ)
格付け  :AC Clos des Lambrays(クロ・デ・ランブレイ)
セパージュ:ピノ・ノワール 100%
価 格:19,000円

データ2
作り手  :Domaine Philippe Vincent LECHENEAUT(ドメーヌ・フィリップ・ヴァンサン・レシュノー)
銘 柄  :Clos de la Roche 1996(クロ・ド・ラ・ロッシュ)
格付け  :AC Clos de la Roche 1996(クロ・ド・ラ・ロッシュ)
セパージュ:ピノ・ノワール 100%
価 格:-

データ3
作り手  :Domaine Michel Gros(ドメーヌ・ミッシェル・グロ)
銘 柄  :Vosne-Romanee 1er Cru Clos des Reas 1996(ヴォーヌ・ロマネ・クロ・デ・レア)
格付け  :AC Vosne-Romanee 1er Cru Clos des Reas(ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・レア)
セパージュ:ピノ・ノワール 100%
価 格:-

データ4
作り手  :Ridge Vinyards(リッジ・ヴィンヤーズ)
銘 柄  :Ridge Cabernet Sauvignon Jimsomare 1993(リッジ・カベルネ・ソーヴィニヨン・ジムソメア)
格付け  :
セパージュ:カベルネ・ソーヴィニヨン 100%
価 格:-

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2009/03/21

Meursault "Les Narvaux" 2003(ムルソー・"レ・ナルヴォー") & Puligny Montrachet 1er Cru "Les Pucelles" 1994(ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・ピュセル)

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 ブルゴーニュワインを2本ばかり飲みました。先月もマルク・コランの「Meursault "Les Narvaux" 2006(ムルソー・"レ・ナルヴォー")」を飲みましたが、今回のは造り手違いです。Domaine d'Auvenay(ドメーヌ・ドーヴネ)という作り手です。聞いたことのない方のために少々説明をすると。ブルゴーニュでは大手のネゴシアンとして有名なルロワ(白いラベルで高島屋のワインコーナーに必ず置いてあります)を所有している、マダム・ルロワ(ラル-・ビーズ・ルロワ)が個人的に持っているドメーヌになります。お値段もエントリーで10,000円(アリゴテ)という普段飲みにはあまりにも厳しい価格設定の作り手です。
 もう一本は、ブルゴーニュの白ワインの代表的な造り手を挙げろといえば必ず出てくるであろう、ドメーヌ・ルフレーヴです。ここの当主もマダム・アンヌ・クロード・ルフレーヴという女性がやっています。ここの白ワインは何度かこのBlogでものっけていますが、シャルドネの名手といっても過言ではないかと思います。

 正直ルロワのワインに関しては、個人的に言えばあまりよい印象を持っていなくて、似たような価格帯のワインなら、別の作り手のもっといいワインが買えるというのもあって、積極的に買うことはありませんでした。というわけで天下のドーヴネとはいえ、このワインにもあまり期待していなかったのですが、その認識は完全に覆される結果と相成りました。

いつもどおりムルソーとピュリニー・モンラッシェの地図をのっけときます。
ムルソーとピュリニー・モンラッシェの場所は↓

ムルソー




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ピュリニー・モンラッシェ



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 まずはドーヴネのムルソー。香り、スタート時はグレープフルーツの皮やミネラル香、ヘーゼルナッツ、白い百合の花等々、のっけから香りの塊が鼻腔を刺激します。その後開いてくるとバター、蜂蜜、ヴァニラ、ブリオッシュ…甘い香りが炸裂。香りだけで脳みそが熱くなってくる。口に含むと優しい酸味と、甘く感じるほどのとてつもない果実味、アフターの苦味が少々強め。ただ、この苦味が全体をだらけさせないで、味を引き締めています。んで、飲み込んだ後に鼻に抜ける香り、上質な香水のようなニュアンス。そして飲み終わったとの余韻が長い。なんというか、いままで、私が飲んできたシャルドネのインパクトを大きく超えるワインです。香りにアルコールを感じさせないワインですこれ。数人で飲んでいたのですが、香りをかいだ瞬間に全員押し黙ってしまいました。ここではこのワインの香りを書ききれないくらい複雑なワインでした。というか私の表現力のなさにかなり凹みました…つーかこれ本当にムルソーなの?モンラッシェの間違いじゃない?と思えるほど質の高いワインだと思いました。開けるの早いよね…あと20年は確実にもつワインだと思います。


 急遽調達してきたルフレーヴのピュリニー・モンラッシェ、ドーヴネがあまりにもインパクトが強すぎたので、これはたまらんと、ある方が地下セラーから引っ張り出してきたワインです。15年前のワインなので、いい感じで熟成もはいっておりこれもまた素晴らしいワインでしたが、最初に飲んだムルソーのインパクトがあまりにも強すぎて、かき消されてしまった印象。ミネラルや、ナッツ、アカシアの花の香り、少々ランシオ香。味わいもしっかりとした果実味があり、酸味も一本通っていて非常に素晴らしいワインだと思いました。1994は平年未満の年なので、そろそろ飲み頃が終わる可能性も…と思っていたらあけた瞬間はよかったのですが、しばらく経ったら香りが萎んでしまいました。


 今まで飲んだ中のベストシャルドネです。このドーヴネのムルソーは…
 自分の中では、インパクトの強かった、キスラーもリッジのモンテベロ・シャルドネも霞んでしまった感じです。


データ1
作り手:Domaine d'Auvenay(ドメーヌ・ドーヴネ)
銘 柄:Meursault "Les Narvaux" 2003(ムルソー・"レ・ナルヴォー")
格付け:AC Meursault
セパージュ:シャルドネ 100%
価 格:25,000円

データ2
作り手:Domaine Leflaive(ドメーヌ・ルフレーヴ)
銘 柄:Puligny Montrachet 1er Cru "Les Pucelles" 1994(ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・ピュセル)
格付け:AC Puligny Montrachet 1er Cru
セパージュ:シャルドネ 100%
価 格:-(頂き物の為不明)

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2009/03/16

Coco Rose 2007(こころぜ)

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 日本のロゼワインです。このワイナリーは、沖縄サミットで提供された後かなり有名になりましたが、沿革から少々ほかのワイナリーと異なります。詳しくはHPの沿革を見ていただければと思います。

 さて。ひらがなのワイン。私の思うロゼワインのイメージ同様、非常に優しい印象を受けますね。ラベルデザインもかわいいと思います。

 このワインは、下のデータを見ていただければ分かりますが非常に多くのブドウ品種を使用して作られています。フランスのシャトー・ヌフ・デ・パプ(使用許可ブドウは13品種)までは行きませんが、それにタメを張れるほど。しかも白黒ブドウの混醸です。
 またワイナリー自体は足利にあるのですが、ラベルをみるとこのワインは長野、山梨、山形、北海道、栃木、埼玉のブドウを使っているようです。順番から察するに長野産のブドウが一番多いのかな?


 早速いただいてみますか。香りは、りんご、イチゴ、クランベリーなど、赤い果実の甘い香りが特徴的。そのほかにミネラルやハーブの香りのニュアンスもします。飲み口は非常に優しく、ほどほどの果実味とアフターに軽い苦味を感じます。白ブドウを使ってはいますが、酸味はそれほど強いわけではなく、また黒ブドウの苦味もそれほど強くなく絶妙のバランスだと思います。美味しいですこのワイン。

データ:
作り手  :ココ・ファーム・ワイナリー
銘 柄  :Coco Rose 2007(こころぜ)
格付け  :-
セパージュ:龍眼(白), 甲州(白), ヴェルデレ(黒), ツヴァイゲルトレーベ(黒), ベイリー・アリカントA(黒), マスカット・ベリーA(黒), カベルネ・ソーヴィニヨン(黒)
価 格:1,100円

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Kir Royale(キール・ロワイヤル) & Mimosa(ミモザ)

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 今日Blogのアクセス履歴を見ていたら、明らかにいつもよりもアクセス数が多い…はて?どっかに晒されたのかなと思っていたのですが、アクセス元はLife Hackerなるニュースサイトとそれを元に記事にした、livedoor Newsでした。んで、リンクは「養命酒ソーダ」に。
 カクテルとワインの記事を比べると、ワインのほうが分量が多いのですが、カクテルを検索してやってくる方が多いようです(ワインの場合は、種類が多い上に、ピンポイントで銘柄に引っかからないと厳しいので仕方ないですが)。

 このような僻地の個人Blogにニュースサイトからリンクを張られるとは思ってもいませんでした(笑)。とりあえずここのBlogに書いてあることは、参考程度に留めて頂ければと思います。

 さて今宵はシャンパーニュを昨日開けたので、せっかくだからカクテルでもということで、シャンパーニュを使ったカクテルを飲んでおります。どちらもシャンパーニュに材料を入れるだけなので手軽です。グラン・クリュのシャンパーニュ使うの勿体無いと思われる方もいるとは思いますが、開けているのがこれしかないもので、ご容赦いただければ。
 
 まずは一杯目。キール・ロワイヤルです。シャンパーニュとカシスリキュールを使用したシンプルなカクテル。このキール・ロワイヤル。キレイな色になるのと、あまーいカシスの香りが鼻をくすぐります。ちなみに香りに関しては、よほど強い(香りに個性のある)シャンパーニュを使わない限り、カシスの香りが勝ちますので、あまり使うシャンパーニュに関しては気にしなくて良いのかもしれません(何種類か試しましたが…)。ちなみに、今回使用したマルキ・ド・サドの場合、私がいつも入れている分量では、カシスの香りがしなかったので少々調整しました。
 あとシャンパーニュにこだわる必要はなく、イタリアのプロセッコとか、スペインのカバ、ニューワールドのスパークリングワイン、例えばグリーン・ポイント、ジェイコブズ・クリークあたりが手頃且つ入手しやすい(さらにシャンパーニュ同様シャルドネやピノ・ノワールベースで作っていることからも)のでいいと思います。Royaleという名を鑑みて、ルイ・ロデレール・クリスタルあたりで作ると、とっても贅沢なキール・ロワイヤルが出来そうですが(笑)。

 二杯目。ミモザです。これもキール・ロワイヤルと同様シャンパーニュとオレンジジュースを割るだけのシンプルなカクテル。色がミモザの花のように黄色いので、そのままカクテル名になったとのこと。こちらのほうは、お酒というよりジュースに近いです。オレンジの香りが華やかで、夜の飲み物というよりも天気のよい昼の飲み物ですね。

データ1
カクテル名:Kir Royale(キール・ロワイヤル)
材   料:シャンパーニュ 4/5, クレーム・ド・カシス 1/5
作 り 方:ビルド(材料注いだらほんの軽くステア)
上記の分量は注ぐグラスによっても変化するので参考程度に。分数表記の場合、60mlを基準として作ります。ただ、個人的にあまり甘いキール・ロワイヤルは好きではないので、私の場合はカシスの分量を減らしています。その辺はお好みで。甘めが良いという方は、上記のレシピで良いと思います。


データ2
カクテル名:Mimosa(ミモザ)
材   料:シャンパーニュ 1/2, オレンジジュース 1/2
作 り 方:ビルド(材料注いだらほんの軽くステア)

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2009/03/15

Marquis de Sade Blanc de Blancs Grand Cru N.V(マルキ・ド・サド・ブラン・ド・ブラン・グラン・クリュ)

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 金曜日の夜は、シャンパーニュ・ナイトというくらいシャンパーニュばかり飲んだのですが、その続きということで、今宵の一本はシャンパーニュにしました。銘柄は「Marquis de Sade Blanc de Blancs Grand Cru N.V(マルキ・ド・サド・ブラン・ド・ブラン・グラン・クリュ)」銘柄をみて、あれっ?と思った方。サディズムの語源で有名な、フランスの作家マルキ・ド・サド(ドナスィヤン・アルフォーンス・フランスワ・ド・サド)のシャンパーニュです。私が、読んだことのある本は「ソドム百二十日あるいは淫蕩学校」と、「ジュスティーヌあるいは美徳の不幸」だけなのですが、その内容はここでは割愛させていただきます。


 このシャンパーニュは、マルキ・ド・サド生誕250周年の記念に、サド侯爵の子孫が、ミッシェル・ゴネと共同開発したシャンパーニュです。今回開けた、ブラン・ド・ブランを飲むのは初めてなので(ブリュット・レゼルブはWine Tokyoというワインの展示会で試飲したことがあるだけ)、かなり楽しみです。

 さて、香りは、ヘーゼルナッツ、バター、パン、ミネラル香、蜂蜜、少々ランシオが感じられます。香ばしい。口に含むと繊細な泡が口の中に広がり、爽やかな酸味が感じられます。味わいは…重いというかボディが強いです。酸味が非常に元気に感じられる分、割とスッキリかな?と思いきや、あとでズシッときますね。スイスイ飲み過ぎないように気をつけないと、速効で夢の中に落ちてしまいそうです。
 個人的好みでいえば、ブリュット・レゼルブよりブラン・ド・ブランのですね。香りの立ち方がいい。

 しばしの間、月曜日が来るという現実を忘れて、今宵はこのシャンパーニュでめくるめく官能の世界に落ちることにしましょうか(朝のタイマーセットだけは忘れずに)。

データ
作り手:Michel Gonet(ミッシェル・ゴネ)
銘 柄:Marquis de Sade Blanc de Blancs Grand Cru N.V(マルキ・ド・サド・ブラン・ド・ブラン・グラン・クリュ)
格付け:Champagne
セパージュ:シャルドネ 100%
価 格:3,980円

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2009/03/12

Hattenheim Nussbrunnen Riesling Auslese 1999(ハッテンハイム・ヌスブルンネン・リースリング・アウスレーゼ)

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 こんばんは。赤ワイン連発だったので小休止ということで。
 ここ最近まじめにBlogを更新しているので、自宅のワインのバーゲンセール状態になっています(普段より明らかに高い値段帯が多い)。大事に持っていても、大した保管環境も持ち合わせていないので(小さいセラーx1)、壊れる前にさっさと飲んでしまったほうがワインのためにも自分のためにもいいでしょう。と、苦しい言い訳をしたところで、今宵の一本を。

 今宵は、ドイツはラインガウのワインを開けています。ラインガウと言われても…どこですか?とピンとこない方も多いかと思いますので、少々説明を…ラインガウは、その名のとおりライン川沿いにあるのですが、マインツから西に40kmほどの川沿いがラインガウになります(まずマインツってどこ?苦しい説明…)。また、マインツから東側に行くと、日本でもおなじみのフランクフルト市があります。場所は地図を見たほうが早いので↓




大きな地図で見る

 ラインガウは、ドイツでの中で非常に著名なワインの名醸地で、日本のワインショップなどでも買うことが出来ますが、もう一つ有名なモーゼルに比べると面積も狭く、また物にもよりますが、お値段も少々高いのもあって、目にすることは少ないのかなと思います。スーパーなどで置いている、モーゼルでは黒猫で有名なカッツ、ラインヘッセンのリーププラウミルヒ(聖母の乳)のようなワインがないというのもあるのかな。ちなみに作付け面積はラインヘッセンの1/8しかありません。

 今宵開けているのは「Hattenheim Nussbrunnen Riesling Auslese 1999(ハッテンハイム・ヌスブルンネン・リースリング・アウスレーゼ)」というワインなのですが、ハッテンハイムはヨハニスベルク地区にある地名。ヌスブルンネンというのは「くるみの泉」という意味の畑の名前です。ドイツワインの名前には意味のあるものが多いので、調べ始めると結構面白いのですが、詳しい本があまりにも少ないので、由来などの意味がよく分からなかったりします。面白いものだと、くしゃみとかガラクタの意味を持つ畑名もあります。かと思えば今回の様なRPGにでも出てきそうな畑名もあり、非常にバラエティに富んでいます。

 では、さっそく飲んでみましょう。
 香りは、りんご、黄桃、蜂蜜、ミネラル香、んで特徴的な石油香(弱め)。この香りは、やっぱりドイツのリースリングでしか出ない香りだなぁとつくづく思います。フランスのアルザスやニューワールドのリースリングではこのような香りに出会うことはまずないといっても良いでしょう。味わい。爽やかでしっかりとした酸味を感じ、その後にシロップの様な甘みが。アフターを弱いですが、存在感のある苦味が味を引き締めています。余韻が長い…

 以前もドイツワインの記事で書いたと思いますが、ドイツリースリングの魅力は酸味。アウスレーゼ等の甘い味わいのワインでも酸味がしっかりしているので、味わいがダレない。味にしっかり一本線が通る。一応10年前のワインなのにも関わらず、酸味はしっかりしています。だれか代官山の某タルト専門店で、フルーツタルト買って来てーと言いたくなります。


このワインのアルコール度数は9%。すいすい飲める度数ですが、飲みすぎには注意ですね(笑)

 この造り手さんの名称。すぐに思い出したのはエヴァンゲリオンに登場するMAGIというコンピュータの一つでした。アニメでは新約聖書に登場する、東方からきたる三博士の一人から名前をとっていたはず(他はメルキオール、カスパー(ル))。


データ
作り手:Balthasar RESS(バルタザール・レス)
銘 柄:Hattenheim Nussbrunnen Riesling Auslese 1999(ハッテンハイム・ヌスブルンネン・リースリング・アウスレーゼ)
格付け:QmP
セパージュ:リースリング 100%
価 格:6,000円

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2009/03/11

Morey Saint Denis 2006 Vieilles Vignes(モレ・サン・ドニ・ヴィエイユ・ヴィーニュ)

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 再びブルゴーニュワインです。今宵はブルゴーニュはコート・ド・ニュイのワイン。北側はジュベレイ・シャンベルタン、南はシャンボール・ミュジニー村に挟まれた小さな村です。地図は↓




大きな地図で見る


 前からやろうと思ってすっかり忘れてたのですが、今後はGoogle Mapのリンクも張っていこうかなと思っています。
 モレ・サン・ドニといってすぐに頭に浮かぶのは、デュジャックとポンソ。初めて飲んだモレ・サン・ドニのワインは、ドメーヌ・デュジャックのクロ・ド・ラ・ロッシュだったので、その印象がこびり付いている感もありますが…(ワインが嫌いだった私をワイン好きに変えてしまったワイン)一方ポンソに関しては、ほぼハズレのみを引いていることもあって、実はあまりいい印象を思っていなかったりします。

 この造り手は、以前ボーヌの「プス・ドール」という非常に有名なドメーヌを所有していたのですが、売却してしまって、本拠地もボーヌからニュイのニュイ・サン・ジョルジュに本拠地を移しています(詳しくはHP[日本語で読めます]参照)。今はネゴシアンとしてやっています。売却前の「プス・ドール」は何度も飲んだことがありましたが、ネゴシアンになってからのメゾン・ニコラ・ポテルは数年前に、一度(ブルゴーニュ・ピノ・ノワール)飲んだだけでして、久々にラベルを見つけたので買ってみました。ついでにサントネーの1er Cruも。

 香り、カシス、リコリス、スミレ、弱いですがなめし皮、少々スパイシーなクローブのようなニュアンスといった感じ。樽香はそんなに強くないですね。上品な使い方だと思います。味わいは、しっかりとした酸味と、しっかりとした果実味、それに強めのタンニン(苦味)。アフターの苦味が強めです。想定している飲み頃はあと5-10年以降って感じですか。にしても少々突出した苦味が気になるなぁ。

 前回飲んだピノも同時に飲んでいるのですが、今飲んで美味しいのは前回のブルゴーニュ・ピノ・ノワールだと思います。


ワイン
作り手  :Nicolas Potel(ニコラ・ポテル)
銘 柄  :Morey St Denis 2006 Vieilles Vignes(モレ・サン・ドニ・ヴィエイユ・ヴィーニュ)
格付け  :AC Morey-Saint-Denis(モレ・サン・ドニ)
セパージュ:ピノ・ノワール 100%
価 格:3,900円

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2009/03/09

Bourgogne Pinot Noir 2007(ブルゴーニュ・ピノ・ノワール)

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 先日のボルドーワインが思いもかけず長生きしたので、ゆっくり楽しむことが出来ました、さすがに最終日はヘタってきてましたが。んで今宵の一杯は、ブルゴーニュのピノ・ノワールです。ラベルを見て嬉しかったのは、アルコール度数の表示。「12.5%」最近のフランスワインは気づけば13.5%とか14.5%のアルコール度数帯が多くなっていて、ラベルを見るたびに「おいおいカリフォルニアワインかよ」と勘違いするような度数です。これも気候変化等の外的要因や出来るだけ成熟させてからブドウを摘むといった、造りの変化等あるかもしれません。ちなみにたかが1%と思われるかもしれませんが、意外や意外この1%が結構効くんです。
 本来スイスイのめるはずだったワインが、飲むとちょっと疲れる…という状態になってしまいます。

 この作り手の詳しい説明は、下記のリンク(日本語)を見ていただくとして、早速飲んでみましょうか。

香り、フランボワーズの様な甘い香り、スミレの香り、華やかですが派手ではなく落ち着いた印象。久々にこういう香りを嗅いだなぁ。味わい、柔らかい酸味と味わいのある果実味。若いけど今飲んで十分楽しめる味わいだと思います。しかもお値段が非常にお手ごろ。これはいい。

 今後はブルゴーニュを多く仕入れたので、ブルゴーニュワインの記事が多くなると思います。ただロゼだけは重点的に書いていきたいなと…(酔っ払っていなければ)


 URL張りましたが、最近はHPどころか日本語のページを作っているところが多くなりましたね。ちょっと前では考えられなかった変化だと思います。興味のある方はHPを覗いてみてください。


ワイン
作り手  :Chanson Pere & Fils(シャンソン・ペール・エ・フィス)
銘 柄  :Le Bourgogne Pinot Noir 2007(ル・ブルゴーニュ・ピノ・ノワール)
格付け  :AC Bourgogne(ブルゴーニュ)
セパージュ:ピノ・ノワール 100%
価 格:1,450円

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2009/03/05

Chateau Croizet Bages 1994(シャトー・クロワゼ・バージュ)

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今宵、二本目のワイン。


 格付けのついたボルドーワインはなかなか飲む機会がないです。しかも若いヴィンテージではなく、10年や15年、それ以上経ったものは特に。偉大なボルドーワイン(グラン・ヴァン)を熟成を待たずに飲むというのは犯罪に等しいと、あるワイン好きの外人さんに言われたことがありますが、私のような一庶民としては、「分かるんだけど、んなこと言ったってさぁ・・・」という感じです。そもそもボルドーの5シャトーに関してはとてもじゃないけど高くて手が出にくい上に、オールド・ヴィンテージに関しては博打の要素が大きいのでそうそう大枚は叩いて買うのは本当に勇気のいることです。10万,15万のワインを勇気を出して買ってみても、その中身が壊れていないという保証はないというのが痛いところです。もし開けた瞬間にブショネとかだったら発狂しちゃうかもしれません(今まで何度泣いたことか・・・)。また、開けた後のコンディションが読めない。開けた瞬間だけ花開いて、二杯目飲むときには香りも何もしない状態になっていたり、開けた瞬間は駄目だったけど、二杯目三杯目と時間が経つにつれ、真価を発揮するようなものもあります。前者の場合の反応


開けた瞬間
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
二杯目から
終わったね・・・(´・ω・`)

後者の場合

空けた瞬間
(;;^ω^)これ、やっちまった?

二杯目以降
開いてキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!

レアケース
開けた瞬間
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!

二杯以降
さらにキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!


 自分の経験上、オールドヴィンテージに関しては、ブルゴーニュより、ボルドーのほうがまだ安定してます。が、しかしドンピシャのブルゴーニュを経験すると、地雷覚悟で、オールド・ヴィンテージに突撃しても大丈夫な体になります。それだけ当たったときのブルゴーニュは素晴らしいものがあります(ボルドーも素晴らしいです)。

 大枚叩いて買った結果が、泥水のようなピノ・ノワールでも、それを経験することで、また一つ強くなれるんです……


 と枕を振っておいたところで、今宵はボルドーはポイヤックのワインを開けております。1994年、いまから15年ほど前のワインになります。ヴィンテージチャートで見ると1994年は、並みの年~並みよりチョイ良ということなので、(ワインによっては)もしかすると飲み頃が過ぎている可能性がありますが、あえて突撃して見ました。
 このシャトーはGrand Cru Classeの第5級で、マルゴー地区のChローザン・ガシと経営者が一緒です。手元のワイン事典によると1994年ヴィンテージから質が向上。と書いてあるのですが…実際は飲んでみないことには分かりません。

 さて早速飲んでみましょう。さすがに色はガーネットのような色調になってます。色の感じからすると、澄んでいて透明感があるのでコンディション的には問題ないと思います。

 香り、カシス、葉巻、弱いですがシナモンや丁子の様なスパイシーな香りも混在。樽香は非常に控えめです。香りの感じでは何も問題ない。15年よくがんばった!味わいは…口に含むと非常にやわらかい酸味を感じしっかりとした果実味とまろやかなタンニン…人によっては「薄い」と感じる可能もあるかもしれません。いい感じに枯れています。美味い!

明日もう一本かって来ようかな。


 ちなみに今日は、いつもの様な食事を作るのが億劫だったので、バケット、フランス産の発酵バター、プロシュート、カマンベールで飲んでます。せっかくなんでリーデルのボルドー用グラスを使って見ました(テイスティング後)。

追記:
このあと散々ゲームをやってワインを放置してたんですが、香りが開きました。甘いハーブや黒糖の香りがします。いやーボルドーワインはいいですね^^^^^


ワイン
作り手  :Chateau Croizet Bages(シャトー・クロワゼ・バージュ)
銘 柄  :Chateau Croizet Bages 1994(シャトー・クロワゼ・バージュ)
格付け  :AC Pauillac(ポイヤック:第5級)
セパージュ:カベルネ・ソーヴィニヨン 50%, メルロー 40%, カベルネ・フラン 10%
価 格:4,000円

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キャンベル・アーリー・ロゼ・ドライ 2008

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 またまた懲りずにロゼです。今回のロゼワインは日本の宮崎のワインになります。 

日本でワインといえば、山梨に長野、山形あたりが有名ですが・・・宮崎にもワイナリーがあったとは。調べてみたら平成8年に、第三セクターとして創業したようです。まったく知りませんでしたが、海外でも知られているようです(イギリスのワイン年鑑に載ったようです)

 このワインの詳しい説明は、下のリンクから見ていただいたほうが確実なので、早速飲んでみましょうか。
 このワインまずは色が本当に綺麗ですね透明感もあります。2008年ヴィンテージで一年も経っていないというのもあるでしょう。本家のBlogにも書いてありますが、薔薇のような色調です。香り。ストロベリーがメインでりんごやグレープフルーツのような感じも。口に含むとピチピチとした非常にフレッシュな酸味(ほんの少しだけ発泡)を感じ、軽めの果実味を感じた後に、アフターの爽やかな苦味が残ります。バランスがいいワインです。というか香りの華やかさと、フレッシュな味わいでスイスイ飲めちゃいます。夏に飲んでもよさそうですねこのワイン。

 気軽に美味しく飲めるいいワインだと思います。花見に持っていってもよさそうだなぁ。

ワイン
作り手  :都農ワイン
銘 柄  :キャンベル・アーリー・ロゼ・ドライ 2008
格付け  :-
セパージュ:キャンベル・アーリー 100%
価 格:1,260円

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2009/03/02

CLARENDELLE ROSE 2005(クレランドル・ロゼ)

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 懲りずにロゼです。といっても、明日の天気は晴れどころか、都内では雪という予報ですが、誰がなんと言おうと春なのでロゼです。・・・単純にストックがこのワインしかなかったという現実は忘れてしまって。

 ロゼワインのいい所は前回散々語ったのですが、今回のワインは「安い」という分類からは少々外れるかなと。気軽にということを考えると2,000円以内、できれば1,500円あたりで落ち着いてくれるとワイン好きの庶民としてはうれしい限りなんですけどね。ブルゴーニュのマルサネでもロゼワインを作っていますが、ちょっといいのになると3,000円超えちゃうのが痛いところではあります。3,000円超えるとちょっと買うのに躊躇しますw
 
 個人的に好きなロゼワインはChシモーヌのパレット・ロゼなのですが・・・今は4,000円 Overという価格帯。他で好きなのは、ローヌのTavel(タヴェル・ロゼ)。

 フランス以外でロゼワインは?というとスペインやイタリアでも安くて美味しいワインがあるのですが、なにせ売ってない。さらに、ニューワールドのロゼワインはほとんど見ることがありません(そういえば・・・去年Napaに行ったときもロゼワインは殆ど見なかったような・・・)。

 さて、愚痴はこの辺にしておきましょう。今回のワインはボルドーのロゼワイン。作り手は「URLに」飛べば分かりますが、ボルドーでは非常に有名なCh オー・ブリオンです。きちんと日本語のページもあります。オー・ブリオンはとてもじゃないけど高いので飲む機会は殆どありません。このワインはお手軽なワインをというコンセプトらしいです。ちなみにこのワインは、オーブリオンを持っている持株会社が設立したネゴシアンがだしています。
 さてさて早速飲んでみましょう。香りはラズベリーなどのベリー系の果実の香りや、少々スモーキーな感じ、微妙にマロングラッセのようなニュアンスもあるかな?味わいは、ロゼにしては結構しっかりしています。苦味とのバランスもいいです。これを飲みながらパンチェッタを食べてましたが、ちょうどいい。白カビチーズも愛称いいんじゃないかなぁと思います。

 少々しくじったのは、温度を下げすぎたこと。温度を戻しつつ今夜はゆっくり飲もうと思います。


ワイン
作り手  :Domaine Clarence Dillon(ドメーヌ・クラレンス・ディロン)
銘 柄  :CLARENDELLE ROSE 2005(クレランドル・ロゼ)
格付け  :AC Bodeaux Rose
セパージュ:メルロ 75%, カベルネ・ソーヴィニヨン17.5%, カベルネ・フラン7.5%
価 格:2,500円

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