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2008年6月

2008/06/30

Ca'lem Vintage Port Quinta da Foz 1984(カ・レム・ヴィンテージ・ポート・キンタ・ダ・フォス)

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 〆の酒、といえば何を思い出すでしょうか?一概に「〆」といっても食事なのか、Barでの最後の一杯なのか、はたまた寝る前のナイトキャップ・・・等々色々と考えられるわけですが、どの状況でも大体の場合、アルコールが結構強い、若しくは甘いお酒になると思います。
 さて今宵の私の〆のお酒は・・・ポートワインになります。いつもなら普通のルビー・ポートで〆るのですが、今回は少し気分を変えて、ヴィンテージ・ポートにしてみました。
 ポートといえば日本でも昔、「赤玉ポートワイン」というお酒がありまして、小さな頃、親の目を盗んで飲んだ記憶があります。ちなみに「赤球ポートワイン」は現在「赤玉スイートワイン」という名前に変わっています。というのも、ポートワインの本場から、クレームがついた(ポルトガル政府直々)からです。


 さて。甘いお酒といえば、ちょっとした思い出なんかが出てくればいいのですが、残念ながら思い出せるようなエピソードも無く・・・思えば、甘い酒(ワインなどに限って)に関しては男で飲んでることが多いというのは、少々さびしい気もしますが・・・

 気を取り直して、少々ポートワインについて解説をしておきましょう。
 ポートワインはその名の通り、ポルトガルで生産されている酒精強化ワインです。ブドウを発酵させて適当な段階でブランデーを添加し、強制的に発酵を止めることによって、ブドウの自然な甘みを残します(辛口のポートもあります)。以下ポートワインの種類。
 ・ホワイト・ポート
 ・ルビー・ポート
 ・トゥイニー・ポート
 ・ヴィンテージ・ポート
 ・レイト・ボトルド・ヴィンテージ(LBV)
普通に手に入りやすいのが、ホワイトとルビー。ヴィンテージとLBVに関しては物にもよりますが、お値段が高くなります。

 今宵空けているのは1984のヴィンテージですが、ワインと比べて非常にいい点は「古いものでも安定している(品質的に)」という点です。24年前のワインの場合、保管状態やワイン自体のコンディションによって大当たりのものから、とてもじゃないけれども飲めないようなものまでさまざまです(開けてみるまで分からないのである意味ギャンブル)。ですが、ポートワインの場合はアルコール度数が高いのもあり、大はずれになるような事はワインに比べれば非常に低いと思います。また、開けた日に全部飲まなくてもいいという点もあります。きっちり栓をして冷蔵庫に入れておけば結構持ちます(ヴィンテージの古いものに関しては、早めに飲んだほうがいいですが・・・)。物持ちがいいという点で、一本持っておくと非常に幸せな気分になれます。

 さて、早速飲んでみましょうか。香りは、蜂蜜、プラム、レーズン、オレンジピールなど。口に含むと上品ではあるが、しっかりとした甘みと果実味が口の中に広がり、最後に少々強めの苦味が残ります。
やっぱりヴィンテージ・ポートは味わいがこなれていて、非常にいいです。1984年と24年前ですが、まだまだ枯れた感じではないですね。以前飲んだ1977のヴィンテージポートもまだまだ元気!といった感じでしたが、これも同じく元気でした。ちなみに、このポートワイン、キャップ・シールが三重になっていたのも幸いして、コルクは非常にしっかりしていました(何度剥いてもコルク出てこなかったのでちょっとびっくりしましたww)。

 しばらく夜のお供は、このポートワインになりそうです。
 上質な甘い酒を飲むと幸せな気分になります。


 あ~葉巻が吸いたい

おまけ:
 1984年の出来事とか(私は、当時小学生)
  ・ロサンゼルスオリンピック
  ・上野動物園にコアラ上陸
  ・エリマキトカゲブーム
  ・CM
   ・ガンバレガンバレ玄さん:キッコーマン:間下このみ
   ・ちゃっぷい、ちゃっぷい、どんとぽっちぃ :キンチョーどんと
   ・私は、コレで会社を辞めました:禁煙パイポ
  ・音楽
   ・わらべ:もしも明日が
   ・チェッカーズ:涙のリクエスト、星屑のステージ、ジュリアに傷心
   ・吉川晃司:モニカ
   ・郷ひろみ:2億4千万の瞳
   ・高橋真梨子:桃色吐息
   ・一世風靡セピア:前略、道の上より
   ・木村友衛/細川たかし:浪花節だよ人生は
   ・小泉今日子:ヤマトナデシコ七変化、渚のはいから人魚
 ・ドラゴンボール連載開始(週刊少年ジャンプ)

うっは・・・ずいぶん歳をとったもんだと実感してしまった・・・

データ
造り手:Ca'lem(カ・レム)
銘 柄:Ca'lem Vintage Port Quinta da Foz 1984(カ・レム・ヴィンテージ・ポート・キンタ・ダ・フォス)
格付け:
価 格:3,900円

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2008/06/23

Emendis Brut Nature(エメンディス・ブルュット・ナチュレ)

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 会社帰りの突然の雨。オフィスからたいした距離はないものの、駅に着くまでに多少は濡れてしまう。更に地下鉄のホームと車内の湿気で、これでもかというくらい服が水分を含んで不快。


 梅雨が明けるのが本当に待ち遠しい、そんな気分です。気持ち良いくらいに青い空を見たいなぁとつくづく思います。さて、今夜は、そんなジメジメとした気分を吹き飛ばす飲み物を開けよう!
おっと、その前に部屋をこざっぱり片付け、飯の準備をしてからシャワーを浴びて・・・云々と帰ってからの行動フローを頭に思い描きつつ帰宅。自分自身のフロー通りに事を済ませ、さて抜栓!というところです。


 やはりすっきり気軽にそしてジメジメとした気分を吹き飛ばせるといったら泡物しかないでしょう。シャンパーニュではちと重いので今夜はスペインのカバを開けています。今夜のカバはBrut Nature(ブリュット・ナチュレ)といって、リキュールの添加をしていないタイプ(シャンパーニュ方式など(瓶内二次発酵)で作られる発泡性ワインは甘みの調節のためリキュールを添加します)。ということで、スッキリとした味わいを楽しめるわけです。

 さてさて・・・香りは青りんごや、白い花、ミネラルなど非常にクリア印象。軽く香るクッキーのような甘い香りがアクセントを与えています。泡立ちは細かく、口に含むとまずフレッシュな酸味が広がります。軽めの果実味の後に、アフターに少々の苦味を感じます。飲み込んだ後に鼻に抜ける香りは、ミネラル香か。全体的に涼しげでスッキリとした印象です。これから夏に向けてとてもいいと思います。


しかも1,000円でお釣りが来るというのがポイント高いですね。


データ
作り手:Emendis(エメンディス)
銘 柄:Emendis Brut Nature(エメンディス・ブルュット・ナチュレ)
格付け:DO Cava
セパージュ:Xarel-lo(チャレッロ) 50%, Macabeo(マカベオ) 25%, Parellada(パレリャーダ)25%
価 格:900円

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2008/06/14

Gimlet(ギムレット)

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 「I suppose it's a bit too early for a gimlet,he said.」(ギムレットにはまだ早すぎる:ギムレットみたいな強い酒を飲むにはまだ(時間的に)早いだろ・・・常識的に考えて・・・)


 レイモンド・チャンドラーのハード・ボイルド小説「長いお別れ」に登場する有名な台詞です。
 主人公のフィリップ・マーロウに対して、テリー・レノックスが言った名言になります。この台詞は小説でも重要な言葉になっているので、興味のある方は是非読んでみてください・・・

 更に、「本当のギムレットはジンとローズのライム・ジュースを半分づつ、他には何も入れないんだ」ともテリー・レノックスが言っています。この小説でギムレットの名前が一躍有名になったというのも嘘ではありません。
 ジンについては、現在各社(タンカレー、ビフィータ、ボンベイ・サファイア、ゴードン等々)日本に輸入されていますが、ローズ社のライム・・・これが現在日本では普通に手に入りません(一時期ユニオンリカーズが引いていた)。

 せっかくアメリカに行ってきたので、現地のBarでギムレットを飲んできましたが、ライムジュースも買ってきました(多めに)。日本でライムジュースといえば、明治屋とサントリーのライムジュースが売っていますが、今回はいい比較材料になりそうです。

 さて、初めてローズのライムジュースを使ったのですが、普通に買える明治屋やサントリーのライムジュースに比べると酸味がしっかりしています。半分ライムジュースを使った割に思ったほど甘くありません。


 普通Barでギムレットを注文すると、民生品のライムジュースではなく、生のライムを搾り、甘みを足すためにシュガーパウダーを足すのが一般的(ライムの状態や、Barによって異なりますが)になっています。また分量も、ジン 2/3(45ml),ライム 1/3(15ml)がスタンダードなレシピです。


 今夜はWest CoastのJazzを聞きつつ、ギムレットを飲んでいます。フィリップ・マーロウの気分にちょっとだけなってみたりしてww

データ
カクテル名:Gimlet(ギムレット:レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」スタイル)
材   料:ジン 1/2,ライムジュース(ローズ社) 1/2
作 り 方:シェーク

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2008/06/12

MUMM NAPA Brut Prestige(マム・ナパ・ブリュット・プレステージ)

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 しばらくぶりの更新です。今月はカリフォルニアワインを多く紹介して行こうと考えております。

 というのも・・・

 先週は、サンフランシスコ及びナパ・ソノマに旅行に行っていたからです。ワイナリーも数件回ってきましたので、ワイナリーのレポートもできればと思っています。

 さて、今宵のワインは、フランスでも有名なG.H.MUMM(F1で使うシャンパーニュで有名、あと映画カサブランカで飲んでいたシャンパーニュはMUMM製)がナパに作ったワイナリーです。ナパやソノマには、ドメーヌ・シャンドン(モエ・シャンドン)、ドメーヌ・カーネロス(テタンジェ)、ロデレール・エステート(ルイ・ロデレール)等々、フランスのシャンパーニュメゾンが関わっているワイナリーが結構あります(一部日本でも入手可能:カーネロスとか)。

 さてさて、早速開けてみましょう。香りは、レモン、グレープフルーツなどの柑橘系の果物の香りや、メロンのような瑞々しい果物の香り、イースト香、蜂蜜の香りなど。口に含むとしっかりとした酸味とともにクリーミィな泡が口内に広がります。アフターの苦味は少々強めか。
 安くて美味しい泡物ののいい例ですねぇ。日本にも引いてくれないだろうか・・・多分2000円後半~3000円前半ぐらいにはなっちゃうんでしょうね(そうしたらオーストラリアのグリーン・ポイントのほうが値段的にアドバンテージがあるなぁ・・・)。


データ
作り手:MUMM NAPA(マム・ナパ)
銘 柄:MUMM NAPA Brut Prestige(マム・ナパ・ブリュット・プレステージ)
格付け:-
セパージュ:不明(シャルドネ主体の感じはします。+ピノ・ノワールか?)
価 格:15$

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