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2007/01/13

1970年代のBordaux Grand Vin(ボルドー・グラン・ヴァン)

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 ボルドーのオールドヴィンテージを飲み比べました。Medoc地区に関してはすべて一級。ついでにサンテミリオンのシュヴァルブラン(x2)まで!今後生きている間にこのラインナップを一度に飲むことはないでしょう。多分・・・しばらくボルドーワインは飲まないと思います・・・
ちなみに、1979年のオーブリオンと1993年のシュヴァル・ブランを除いて私より年上のワインです。

 さて、一本一本の感想の前に全体的な感想を。
 オールドヴィンテージと言うこともあり、各ワインのコンディションなどが心配されましたが、一本を除きいい感じで熟成していました。やはり熟成してくるとどのワインも似たような方向に向かうのですが、やはり造り手によって目指す方向が違うようでその差がはっきり現れました。


【Chateau Mouton Rothschild 1974(シャトー・ムートン・ロートシルト)】
3時間落ちないで頑張ったワインでした。開けた当初は開いていませんでしたが、30分たって目覚め、緩やかに下降していきました。最後の最後まで飲めたワインでした。で、香りは甘いヴァニラ、コーヒーや湿った土のニュアンス・・・味わいは滑らかですが、しかし線が細い・・・悪く言えば水っぽいです。良い年ではないので仕方がないとは思います。

【Chateau Lafite Rothschild 1975(シャトー・ラフィット・ロートシルト)】
最初から、ラスト30分まで頑張ったワイン。コルクを瞬間に素晴らしい香りがしました。ベリーや杉の木、ヴァニラ、ハーブやなめし皮など非常に香りが複雑でエレガント。香りでかなり感動。やはりラフィット特有の香りがします。味わいはシルキーで上品の一言非常に良い形で熟成された素晴らしいワインでした。
(某ゲームのキャラ名はこのワインから取ったものです。)

【Chateau Latour 1975(シャトー・ラトゥール)】
最初から最後まで開かずに落ちていったワイン。香りのインパクトも薄く、味も薄かった。本来のラトゥールではありません。ベリーや葉巻などの香りがしました。味わいは平坦な印象。ボトルコンディションが悪かったか?

【Chateau Margaux 1975(シャトー・マルゴー)】
いわずと知れた、超有名ワイン。某女優さんで有名になりましたが・・・。このワインはぶち壊れていました。カビや雑巾など、あってはいけない香りに犯されていました。結構マルゴーは飲んでいるんですが、いいコンディションのものにあたったことがありません(´・ω・`)

【Chateau Haut-Brion 1976(シャトー・オー・ブリオン)】
これは最高でした。開けたときから最後まで頑張ったワイン。
香りは、葉巻やヴァニラ、プラムやイチジクなどの素晴らしい香り。味わいは柔らかでタンニンがなじみ甘く感じました。エレガント。非常に美味しかったです。


【Chateau Cheval Blanc 1979,1993(シャトー・シュヴァル・ブラン)】
ボルドーの中で一番好きなワイン。しかも今回は1979と1993の二本を味わうことが出来ました。
1979年。これも最初から最後まで落ちないで、香り味わいとも持続していました。最高ですねこのクラスになると。しかもうまく熟成したものならなおさらです。モカや黒い果実、甘い香りの花のニュアンス、ミネラル香など。素晴らしい・・・
口当たりは非常に柔らかく、タンニンは控えめで熟成された果実の味わい。


1993年。ここまでオールドヴィンテージが続いた中で突然の1993年去年も飲みましたが、まだまだまだまだ若い。ハーブやカシス、モカなどの力強い香りが爆発状態。鼻がかなりやられていた状態(香りを嗅ぎまくった為)での登場だったので、細かいニュアンスまで分からなかったのが残念です(´・ω・)
去年飲んだものよりも力強く感じました。味わいもやはり若々しかったですね。


この夜の順位をつけるとすると
1.Ch Lafite 1975
2.Ch. Cheval Blanc 1979
3.Ch. Haut-Brion 1976

でした。オーブリオンとシュヴァル・ブランは甲乙つけがたかったです。


最高の夜でした( ^ω^)b


データ1
作り手:Chateau Mouton Rothschild(シャトー・ムートン・ロートシルト)
銘 柄:Chateau Mouton Rothschild 1974(シャトー・ムートン・ロートシルト)
格付け:AC Pauillac(ポイヤック)
価 格:-

データ2
作り手:Chateau Lafite Rothschild(シャトー・ラフィット・ロートシルト)
銘 柄:Chateau Lafite Rothschild 1975(シャトー・ラフィット・ロートシルト)
格付け:AC Pauillac(ポイヤック)
価 格:-

データ3
作り手:Chateau Latour(シャトー・ラトゥール)
銘 柄:Chateau Latour 1975(シャトー・ラトゥール)
格付け:AC Pauillac(ポイヤック)
価 格:-

データ4
作り手:Chateau Margaux(シャトー・マルゴー)
銘 柄:Chateau Margaux 1975(シャトー・マルゴー)
格付け:AC Margaux(マルゴー)
価 格:-

データ5
作り手:Chateau Haut-Brion(シャトー・オー・ブリオン)
銘 柄:Chateau Haut-Brion 1976(シャトー・オー・ブリオン)
格付け:AC Pessac-Leognan(ペサック・レオニャン)
価 格:-

データ6
作り手:Chateau Cheval Blanc(シャトー・シュヴァル・ブラン)
銘 柄:Chateau Cheval Blanc 1979(シャトー・シュヴァル・ブラン)
格付け:AC Saint-Emilion 1er Grand Cru Classe
価 格:-

データ7
作り手:Chateau Cheval Blanc(シャトー・シュヴァル・ブラン)
銘 柄:Chateau Cheval Blanc 1993(シャトー・シュヴァル・ブラン)
格付け:AC Saint-Emilion 1er Grand Cru Classe
価 格:-

このワインは全て提供していただいたので値段は分かりませんが、一本あたり3万はすると思います。確実に。

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コメント

すごいラインナップ…。
僕なら、足が震えて飲めないかも…(笑)
今後、飲むことは、まぁー少ないだろうと思うのですが、オールドヴィンテージを改選した後、空気に触れさせておく、時間の目安ってのはあるのでしょうか?

まっ、ボトルや作り手それぞれによって違うのでしょうけど…。

それはそうと。
先日。スーパーで柘榴が売っていたので、買ってカクテルにしてみました♪
大変美味しかったです。色もきれいでした☆
ネコまっしぐらさんに教えてもらってなかったら、自分で柘榴ジュースは作れなかったと思います。
情報ありがとうございました。

TBももらいました♪

投稿: shampoo-nomisuke | 2007/01/16 11:11

シャンプーさん

>今後、飲むことは、まぁー少ないだろうと思うのですが、
>オールドヴィンテージを改選した後、空気に
>触れさせておく、時間の目安ってのはあるのでしょうか?
開けてみないと分からないのが、オールドヴィンテージの怖さですw
開けた瞬間から開くのもあれば、一瞬で開いて終わるのもあれば、じわじわくるのもあれば・・・

私もよくわかりません><

記事読みました。やっぱり色は結構グロいですよね。柘榴を買う機会があったら、別のを作ってみようと思います。

投稿: ネコまっしぐら | 2007/01/16 11:43

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