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2006/06/26

加賀鳶 純米吟醸 初呑み切り生詰

Dsc02391






 突然だが、今日の食卓を
  ・米
  ・蕨と油揚げの味噌汁
  ・生だこの刺身
  ・枝豆豆腐
  ・ほうれん草のおひたし
  ・大根とゆずの浅漬け

 久々に和食である。一人暮らしの私のとって、和食を作るのは非常に手間がかかること。材料もたくさん買ってこなければならないし、余りがち・・・だから手間のかからないパスタを良く食べているのだが・・・本来は和食を毎日食べたいくらいである。油を大量に使わないので体にも優しいし、疲れているときでも美味しく食べられる。
 私は田舎のほうの出身なので、春になると山菜を取りに行ったり(半ば無理やりだったが・・・)秋はきのこ狩り。食卓はその季節を感じられるものばかりだった。

 幼い頃はそのありがたみが全く分からなかったが、大人になって東京で暮らすようになってから、なんて贅沢な食卓だったのだろうと切に感じた。

 たとえば、今スーパーで多少山菜が売っているが、たらの芽はもっと香りが鮮烈だし、うどだってあんなに白くひょろひょろしていない。香りも全く違う。蕨ももっと太くて立派だし、コゴミもあんなに小さいものは見たことがない。
 きのこでも、本シメジはスーパーで売ってる偽者のシメジなんか比べ物にならないほど味が出る。舞茸だってそう。第一、本シメジにしろ、舞茸にしろそう簡単に取れるものではない。
 きのこも山菜も種類が沢山あるので、さまざまな種類の味を楽しめるのも良い。本当に自然が与えてくれる恵みなのだとつくづく感じる。

 何でもスーパーで手に入る今の時代では、食卓で「季節」を感じることが出来なくなっているのではないかと思う。ある意味便利でいいのだが、私は非常にさびしく思う。旬のものを食べるのが一番美味しいし、安く上がるものだ。

 さて、日本食といえばワインではなく、日本酒がいい。ということで今宵は久々の日本酒を開けている。加賀鳶 純米吟醸 初呑み切り生詰という少々長い名前だが、石川県にある良い酒だ。初呑み切り生詰というのは、新酒に火を入れて貯蔵したタンクの飲み口から少量をとって官能試験をすることなのだという。酒を冬に仕込んで、寝かせたものを評価する今の時期しか飲めない酒らしい。

 色は透明ではなく、少し色がついている。香りはフレッシュな吟醸香が心地よい。いわゆるフルーツの様な瑞々しい香りなのだがしつこくなくて良い。味わいは薄っぺらくなく米の味をきちんと感じられる。アフターに軽い苦味があって口の中を洗い流していく。

 久々に良い酒を飲んだ。


データ
作 り 手:株式会社福光屋
銘  柄:加賀鳶 純米吟醸 初呑み切り生詰
米   :山田錦 60%, 金紋錦 40%
精米歩合:60%
日本酒度:+4.5
酸  度:1.6
価  格:1,500円

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コメント

田舎の山菜はほんとうまいですよねー!私もよく山で採ってました。
つくしや蕨や山芋、あけびなんかもありましたねー。木苺とか忘れられない味です。

投稿: クルクル | 2006/06/27 14:12

クルクルさん
>田舎の山菜はほんとうまいですよねー!私もよく山で採って
>ました。つくしや蕨や山芋、あけびなんかもありましたねー。
>木苺とか忘れられない味です。
最高でした。時期になると田舎に帰って食べたくなります。

アケビもとったなぁ・・・懐かしいです。

投稿: ネコまっしぐら | 2006/06/27 14:34

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