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2006年4月

2006/04/30

Ruelle Pertois Brut Rose(リュエル・ペルトワ・ブリュット・ロゼ)

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 ロゼシャンパーニュの魅力は、やはり色合いであろう。フルートグラスに注がれたロゼシャンパーニュ・・・グラスの底から、そのピンク色の海の中、細かい泡が液面へと立ち上っていくその姿は官能的ですらある。

 本来ならもっと良いグラスを使いところだが、「一人で飲んでいるだからまぁいいか」と思ってしまう・・・
それは置いておいて、前日の記事を見ていただいても分かるとおり、少々シャンパーニュのパンチドランカー状態だが、目の前にシャンパーニュがあれば我慢できなくなるのが心情と言うもの。ロゼだったら尚更である。

 今までの流れはいわゆるNM(ネゴシアン・マニピュラン)で大手メゾンのシャンパーニュだったが今宵飲んでいるのは、RM(レコルタン・マニピュラン)と言う小規模メゾンのものである。RMはブドウの栽培からシャンパーニュの醸造まですべて自社で行う。RMと言うのは(自ら栽培し、醸造する)と言う意味。

 さて、この色の鮮やかなシャンパーニュを早速頂くことにしよう。

 香りは、フランボワーズなどの赤い果実の香や、赤い花、そしてイースト香など。
やはり、ロゼシャンパーニュは華やかな香りがする。
口に含むと、優しい泡が口内を駆け巡り心地よい果実味と酸味ともに喉を降りていく。

軽そうに見えるが、結構重いシャンパーニュだ。香りと優しい味わいに騙されると、そのまま落ちて行きそうだ。

今夜も泡に抱かれながら気持ちよく夜を過ごせそうだ。

データ
作り手:Ruelle Pertois(リュエル・ペルトワ)
銘 柄:Ruelle Pertois Brut Rose(リュエル・ペルトワ・ブリュット・ロゼ)
格付け:Champagne(シャンパーニュ)
価 格:4,000円

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2006/04/29

Champagne再び

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 退職したのをいいことに、3月頭からずっと続けてきたシャンパーニュ飲み比べ第一章も最後になりました。思えばこの2ヶ月で10本シャンパーニュを開けたことになります。多分一年分以上のシャンパーニュをすでに消費していると思うくらいハイペースです。 今回は、ラスト3回をまとめてアップします。そのうち今回飲んできた10本のシャンパーニュの味わいを含めたマトリックスを作って見ようと考えています。

 まずはGosset Brut Excellence(ゴッセ・ブリュット・エクセレンス)から。個人的にあんまり期待していなかったシャンパーニュ。名前も知っているし過去に飲んだときはそんなに感動した覚えもありませんでした。ただ今回はいい意味で期待を裏切る結果となりました。やはり状態が最高なものは美味しい!
 開けたコルクの状態は最高。グラスに注がれた泡の感じもよさそうです。香りは青リンゴ、アカシアの蜜、ミネラル、ランシオ香。あとピーチのような香り。
 飲んだ瞬間非常にキメ細やかな泡と綺麗な酸味そして十分すぎるほどの果実味が口の中に広がります。重たいですが爽やかな酸味がそれを感じさせない造りですね。

 そして次はAyala Brut(アヤラ・ブリュット)初めて飲むシャンパーニュです。ほかの人に聞いてもこのメゾンは初めてとのこと。少し期待しつつ開けました。物の状態は非常にいい感じです。香りは洋ナシやブリオッシュ、ランシオ香など。香りの感じで重たそうだと判断しました。そして全員口をつけた瞬間。全員が止まってしまいました。これは重い・・・重厚感溢れる味わいです。口当たりはまろやかですが正にズドンとくるこの味わいはかなり驚きました。

これ一杯で完全にノックダウンされてしまいました。

そしてシャンパーニュ飲み比べ第一章の最後を飾るのがBollinger La Grande Annee 1997(ボランジェ・ラ・グラン・ダネ)今まで飲んだ9本の中で一番評価の高かったBollinger(ボランジェ)の上級キュベです。さすがにRDを買う予算はなかったので、これにしました。
 開けた状態も最高。泡もまだまだ元気です。香りはイースト、ナッツ、ヴァニラ、柑橘系のフルーツ。香りですでにやられてしまいそう・・・
口に含むと此れでもかというほど繊細で上品な泡が口の中に広がっていきます。しっかりと且つ上品な酸味と重厚感がある味わい。すばらしいバランスです。コクがあって重いんですが上品・・・そして永遠に続くかと思われるような長い余韻。
 飲んだ全員が、完全に別世界に行ってしまったかの様に動きが止まっています。

 余韻が・・・いつまで続くのか・・・

今まで飲んだシャンパーニュの中では確実に3本の指に入ります。本当に最高の夜をすごせました。


データ1
作り手:Gosset(ゴッセ)
銘 柄:Gosset Brut Excellence(ゴッセ・ブリュット・エクセレンス)
格付け:Champagne(シャンパーニュ)
価 格:5,000円

データ2
作り手:Ayala(アヤラ)
銘 柄:Ayala Brut(アヤラ・ブリュット)
格付け:Champagne(シャンパーニュ)
価 格:5,000円

データ3
作り手:Bollinger(ボランジェ)
銘 柄:Bollinger La Grande Annee 1997(ボランジェ・ラ・グラン・ダネ)
格付け:Champagne(シャンパーニュ)
価 格:15,000円


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2006/04/28

Bar ODIN(バー・オーディン)

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 まだ私が代官山で働いていた頃、そう、もう7年位前になると思う。一度このBarで飲んだことがあった。
 その時の私は、回週末になるとBarへ繰り出し、沢山のことを教えてもらっていた覚えがある。まだ働き始めのひよっこには、Barで楽しむなどという余裕もなく、ただただ緊張し、バーテンダーさんの動きに見とれつつ、その後ろにある酒の多さに驚いていた。
 
 そんな状態だったから、「酔う」なんてことは全くできなかった。純粋にBarに飲みに行って楽しめるようになったのはここ数年のような気がする。

 今となっては、Barカウンターの後ろに並んでいる酒瓶を見ても大体銘柄が分かるようになり知らない酒のほうが少なくなって来たのだが、このBarだけは少し勝手が違っている。並んでいる酒の殆どが全く分からないものばかり。さらに分かる銘柄でも、そのボトルはいつの時代の物か判別がつかない。

 そんなBarであるから酒好きの私としては非常に心躍るBarなのだが、今宵は非常に珍しくゲストと一緒だったので少し押さえ気味に酒の時間に入っていった。

 まず私は、いつもの同じようにギムレットを頼んだ、ゲストはホワイトレディを。奇しくも同じジンベースのカクテル。今日は結構暑かったので、ジンとライムの爽やかな感じがいい。初めてこのBarに入った時もギムレットを注文したことを思い出す。
 お互い一杯目を飲み終わった後、バーカウンターを見るとなにやら赤い物体が・・・トマトである。話を聞いてみるとトマトは冬から5月の頭にかけては置いてあるらしい。これはあれを飲むしかないということで、二杯目はブラッディメアリーを注文した。

 普通のトマトジュースではなくフレッシュトマトをその場で絞って作られた紅梅色のブラッディーメアリーは、表現するのが難しい・・・新鮮なトマトの味わいを前面に出したおいしいカクテルだった。なにやら、ゲストは国産のグレープフルーツを使ったカクテルを頼んだようで、溌剌とした香りが隣の私まで香ってきた。

 さて、その後二人で名物のモスコミュールでしばし感動した後、そろそろ茶色い酒を行こうかということでバーテンダーさんに持ってきてもらう。
 ゲストは、アイラモルトが好きだと言ったのを聞いたバーテンダーさんが持ってきたものが写真の酒である。ラフロイグの10年なのだが、作られた時代が違う。1970年代のラフロイグ。手前はオフィシャルのボトルで左奥が同じ70年代のものなのだがドイツのボトラーズ物らしい。どちらも普通には手に入らない代物なので迷っていたのだが、「オフィシャルのほうがいいですよね?」と笑顔で言われたので、「それでお願いします」とついつい返してしまった。ゲストはポート・エレンを所望した。このボトルも見たことのないものだ。
 さて、目の前に出されたのは普段飲んでいるラフロイグとは似ても似つかない濃い茶色の液体だった。香りを確かめてみる・・・ラフロイグの特徴的な香りはするのだが、いわゆる刺激的な強い香りはしない。それよりももっと甘いような感じがする。一口飲んでみる。

・・・

・・・

・・・

少し、時間が止まった。


 ここまで滑らかな、ラフロイグ・・・と言うより今まで飲んできたスコッチにはない味わい。これは旨い。

 ラフロイグの好きだと言っていたゲストにも飲んでもらったが、やはり初の体験だったらしい。バーテンダーさんとの酒の話が弾む。私とゲストバーテンダーさんのトライアングル。この空間だけ別次元になっていた。

 少し冷静になって周りを見渡すと、すでに店内は一杯になっていたようだ。酒や料理、はたまた宗教の話などしているうちにかなり時間が経っていたらしい。
 最後にコニャックを頼んで、店を出たのは22:30頃、楽しい時間が経つは早いもの。 後ろ髪を引かれる思いで、楽しい空間から店のドアを開けて現実へと戻っていく。


データ
Bar ODIN(オーディン)
JR恵比寿駅西口からすぐ。詳しくは上記HPで確認してください。

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2006/04/22

Sirocco Muscat Blanc 2002(シロッコ・マスカット・ブラン)

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ようやくPCが修理から帰ってきましたので、やっとこのBlogも復活です。

復帰第一弾は、珍しいチュニジアのワインを・・・


このSirocco(シロッコ)いうワイン、見た瞬間に買うしかない!
そう思って買いました。

その理由は・・・

「貴様のようなニュータイプの成り損ないは、粛正される運命なのだ!」

そう・・・ガンダムですw

ただそれだけなんですwww

ちなみにこのSirocco(シロッコ)というのは、北アフリカの砂漠に吹き荒れる「熱嵐」のこと。

香りはマスカットの爽やかで甘い香り。口に含むと溌剌とした酸味が口の中に広がっていきます。
果実味もあってただの軽いワインではないと思います。
いいですねこれ。

これからの季節にもいいワインですね。


データ
作り手:Sirocco Muscat Blanc 2002(シロッコ・マスカット・ブラン)
銘 柄:Sirocco(シロッコ)
格付け:-
価 格:1,000円

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2006/04/11

PC故障

自宅のPCが故障しました(´;ω;`)ウッ…

しばらくBlogの更新はできません・・・

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2006/04/06

Lanson Black Label Brut(ランソン・ブラックラベル・ブリュット)

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先月からシャンパーニュを結構飲んでいる。大手メゾンのシャンパーニュの流れできているので、今宵も大手メゾンのシャンパーニュを飲んでいる。
このまま続けていくと破産しそうな気がするが・・・

残りは、モエ・エ・シャンドン、ポメリー、ローラン・ペリエ、ピペ・エドシック・・・近いうちに開けていこうと思っている。


さて、今宵のシャンパーニュは、Lanson Black Label Brut(ランソン・ブラックラベル・ブリュット)。ランソン社では定番のシャンパーニュである。シャンパーニュは結構飲んでいるつもりなのだが、飲まず嫌いというかランソンのシャンパーニュは過去に一度しか飲んだことがない。

味も香りも忘れてしまっているので、もう一度確かめるいい機会だ。
香りはトーストや柑橘系のさわやかな香り。そして甘い蜜のような香りがする。さわやかな飲み口で、キレがいい。いい意味で軽やかなシャンパーニュだと思う。

データ
作り手:Lanson(ランソン)
銘 柄:Lanson Black Label Brut(ランソン・ブラックラベル・ブリュット)
格付け:AC Champagne
価 格:3,200円

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2006/04/02

Coteaux du Layon 2002(コトー・デュ・レイヨン)

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フランスのデザートワインといえば、
 ・ボルドー:ソーテルヌ
 ・ロワール:コトー・デュ・レイヨン、ボンヌゾー、カール・ド・ショーム
 ・アルザス:ヴァンダンジュ・タルティブ、セレクション・ド・グラン・ノーブル

マイナーなところだと
 ・シュド・ウェスト:モンバジャック、パシュラン・デュ・ヴィク・ビル、ジュランソン
 ・ローヌ:ヴァンド・パイユ

ヴァン・ドゥー・ナチュレル(発酵途中にアルコールを添加し、発酵を止めて甘みを残す)
 ・ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズ、ミュスカ・ド・フロンティニャン、ミュスカ・ド・リヴザルト、ヴァニュルス

ということになる。

ロワールの甘口白ワインは、シュナン・ブラン種で作られる。シュナン・ブランはロワールでは辛口の白ワイン用のぶどうとしても用いられているが、ソーヴィニヨン・ブランとやシャルドネなどと比べるとちょっと癖のあるワインになる。私としてはその癖が大好きなのだが、万人受けするようなワインではないと思っている。

さて、今宵はロワールのCoteaux du Layon (コトー・デュ・レイヨン)を頂いている。このワインは貴腐状態になったぶどうで造られるデザートワインである。
ソーテルヌもいいが、シュナン・ブランも美味しい。

早速飲んでみよう。
香りは、蜂蜜の甘い香りや、焼けたトーストの香ばしい香り。アプリコットジャムやカリンのような香りもする。非常に複雑。
口当たりはやわらかく、フルーツのシロップのような甘みが口の中に広がっていく・・・酸味もきちんと効いていて甘みを下支えしている。

フルーツ・タルトを一緒に頂いているが、非常に美味しい・・・

このまま気持ちよく夜を過ごせそうだ。


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BSでフランスのニュースを見ていたら、フランスのワイン法が改正されて、ワインにウッドチップなどを漬けることが可能になったようだ・・・甘い樽香を付けるためにニューワールドの安いワインでは用いられている方法なのだが、如何せん不自然な香りになる。

フランスワインの輸出が伸び悩んでいるので、今回の改正に至ったようだが・・・
アメリカ向けにワインを輸出するには、このような方法しかないのかと少し残念な気持ちになった。
(実際問題、ぶどう農家やメーカーは生き残るのに必死なので仕方ないとは思うのだが)

不自然に厚化粧したワインは好きじゃない。

追記:
下のコメントに書いたように、EUの規定変更を受けてフランスもこのような動きをとったようです。

データ
作り手:Langlois-Chateau(ラングロワ・シャトー)
銘 柄:Coteaux du Layon 2002(コトー・デュ・レイヨン)
格付け:AC Coteaux du Layon (コトー・デュ・レイヨン)
価 格:1,500円

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