Muscat Petits Grains 2002(ミュスカ・プティ・グレン)
Muscat(ミュスカ)は、南フランスとアルザスでメジャーなブドウ品種になります。
南フランスでは、Vin de Naturel(ヴァン・ドゥ・ナチュレル)と言って、発行途中にアルコールを添加し、発酵を止めた、
甘口ワインでよく使われる品種です。
・Muscat de Beaumes de Venise(ミュスカ・ドゥ・ボーム・ドゥ・ヴニーズ:ローヌ地方)
・Muscat de Revesaltes(ミュスカ・ド・リヴザルト:ラングドック・ルーション地方)
・Muscat de Frontignan(ミュスカ・ド・フロンティニャン:ラングドック・ルーション地方)
・Muscat du Cup Corse(ミュスカ・デュ・カップ・コルス:コルシカ島)
上に上げたものは、すべて甘口ワインです。
一方アルザスでは、香り高い辛口の白ワインになります。
香りは、Muscat(ミュスカ)という名前の通り、マスカットのような香りが特徴です。初めて飲む方にも、香りは違和感なく
入っていけると思います。
今宵飲んでいる、ワインは南フランスのワインながら甘口ではなく、辛口に仕上げたものです。
香りは非常にフルーティ、甘いマスカットの香りが支配的。口に含むと、やわらかい酸味が広がります。
アフターに軽く苦味があります。
それと、少し時間を置いたら、緑茶というかお茶の葉っぱのニュアンスがするかなと。
まだまだ、蒸し暑いこの時期このようなフレッシュな香りのワインがやはりおいしい。
データ
作り手:Domaine de L'arjolle(ドメーヌ・ドゥ・ラルジョル)
銘 柄:Muscat Petits Grains 2002(ミュスカ・プティ・グレン)
格付け:vin de pays Cote de Thongue(ヴァン・ド・ペイ・コート・ドゥ・トォング)
価 格:2,000円
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コメント
いやぁ〜 素晴らしいワインをお飲みになられましたね。 僕もこの造りてサンが大好きでして・・(笑
何年か前に横浜のワインショップのワイン会でお合いした事があるんです。
投稿: DOKA | 2005/09/06 18:43
このワインは私のお気に入りのひとつなんですけど、このワインも年々値段が上がっているような気がします。
Dailyで飲めるワインが少なくなってきたので(値段が上がってきて)新規開拓しなきゃなとおもっとります。
>何年か前に横浜のワインショップのワイン会でお合いした事があるんです。
私も4年前くらいにお会いした記憶があります。
このドメーヌのキュヴェ・パラドックスはとてもおいしいですよね。
投稿: ネコまっしぐら | 2005/09/09 01:50