Blue Moon(ブルー・ムーン)
Blue Moon(ブルー・ムーン)・・・とても意味深な名前だと思いませんか?
そのカクテルの色は、桔梗か紅掛花色か。
不思議な香りというか、魅力的な香りのするこのカクテル。材料にバイオレット・リキュールを使用します。
バイオレット・リキュールは、材料としてニオイスミレを使っています。
バイオレットリキュール(タイプ、と言うより原型)の歴史は、古く17世紀にフランス・ロレーヌ地方(ドイツ寄り)でニオイスミレの香りを溶かし込んだ酒を、Parfait Amour(パルフェ・タムール:完全なる愛)として販売したと言われています。
その妖しい名の意味するがごとく当時は、媚薬として売っていました。当時は、紫のほかに赤、黄色があったようですが、19世紀ごろ紫だけが残りました。
ブルームーンは、そんな19世紀当時アメリカで人気のあったキャバレー女優の名を冠した、クレーム・イヴェットというニオイスミレのリキュールを使って生まれたと言われています。
現在では、クレーム・イヴェットは見かけませんが・・・
ところで、Blue Moon(ブルー・ムーン)には意味があります。その意味とは、
「出来ない相談」
Parfait Amour(完全なる愛)を使って、作る「出来ない相談」の意味を持つカクテル。
愛といえば、「愛」の花言葉をもつのは薔薇の花。でも薔薇の花には青色は存在しません。
青色の薔薇を開発するのは、遺伝子上不可能と言われていました。
(青色に近い薔薇はサントリーが開発しましたが、真青ではなく藤色に近い:青と灰色が混ざったような色)
考えれば考えるほど、深い意味を持ったカクテルのようです。
今宵は、しばし普段は忘れていたことに思考をを向けてみましょうか。
そのうち妖しいリキュールの香りで、まどろんでしまうでしょうけど・・・
データ
カクテル名:Blue Moon(ブルー・ムーン)
材 料:ジン 30ml, バイオレットリキュール 15ml, レモンジュース 15ml
作 り 方:シェーク
今回は、Marie Brizard(マリー・ブリザール)のParfait Amour(パルフェ・タムール)を使用しています。
ほかに各社出ていますが、ここのが一番綺麗に色が出ると思います。
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