2008/06/30

Ca'lem Vintage Port Quinta da Foz 1984(カ・レム・ヴィンテージ・ポート・キンタ・ダ・フォス)

Dscn0983








 〆の酒、といえば何を思い出すでしょうか?一概に「〆」といっても食事なのか、Barでの最後の一杯なのか、はたまた寝る前のナイトキャップ・・・等々色々と考えられるわけですが、どの状況でも大体の場合、アルコールが結構強い、若しくは甘いお酒になると思います。
 さて今宵の私の〆のお酒は・・・ポートワインになります。いつもなら普通のルビー・ポートで〆るのですが、今回は少し気分を変えて、ヴィンテージ・ポートにしてみました。
 ポートといえば日本でも昔、「赤玉ポートワイン」というお酒がありまして、小さな頃、親の目を盗んで飲んだ記憶があります。ちなみに「赤球ポートワイン」は現在「赤玉スイートワイン」という名前に変わっています。というのも、ポートワインの本場から、クレームがついた(ポルトガル政府直々)からです。


 さて。甘いお酒といえば、ちょっとした思い出なんかが出てくればいいのですが、残念ながら思い出せるようなエピソードも無く・・・思えば、甘い酒(ワインなどに限って)に関しては男で飲んでることが多いというのは、少々さびしい気もしますが・・・

 気を取り直して、少々ポートワインについて解説をしておきましょう。
 ポートワインはその名の通り、ポルトガルで生産されている酒精強化ワインです。ブドウを発酵させて適当な段階でブランデーを添加し、強制的に発酵を止めることによって、ブドウの自然な甘みを残します(辛口のポートもあります)。以下ポートワインの種類。
 ・ホワイト・ポート
 ・ルビー・ポート
 ・トゥイニー・ポート
 ・ヴィンテージ・ポート
 ・レイト・ボトルド・ヴィンテージ(LBV)
普通に手に入りやすいのが、ホワイトとルビー。ヴィンテージとLBVに関しては物にもよりますが、お値段が高くなります。

 今宵空けているのは1984のヴィンテージですが、ワインと比べて非常にいい点は「古いものでも安定している(品質的に)」という点です。24年前のワインの場合、保管状態やワイン自体のコンディションによって大当たりのものから、とてもじゃないけれども飲めないようなものまでさまざまです(開けてみるまで分からないのである意味ギャンブル)。ですが、ポートワインの場合はアルコール度数が高いのもあり、大はずれになるような事はワインに比べれば非常に低いと思います。また、開けた日に全部飲まなくてもいいという点もあります。きっちり栓をして冷蔵庫に入れておけば結構持ちます(ヴィンテージの古いものに関しては、早めに飲んだほうがいいですが・・・)。物持ちがいいという点で、一本持っておくと非常に幸せな気分になれます。

 さて、早速飲んでみましょうか。香りは、蜂蜜、プラム、レーズン、オレンジピールなど。口に含むと上品ではあるが、しっかりとした甘みと果実味が口の中に広がり、最後に少々強めの苦味が残ります。
やっぱりヴィンテージ・ポートは味わいがこなれていて、非常にいいです。1984年と24年前ですが、まだまだ枯れた感じではないですね。以前飲んだ1977のヴィンテージポートもまだまだ元気!といった感じでしたが、これも同じく元気でした。ちなみに、このポートワイン、キャップ・シールが三重になっていたのも幸いして、コルクは非常にしっかりしていました(何度剥いてもコルク出てこなかったのでちょっとびっくりしましたww)。

 しばらく夜のお供は、このポートワインになりそうです。
 上質な甘い酒を飲むと幸せな気分になります。


 あ~葉巻が吸いたい

おまけ:
 1984年の出来事とか(私は、当時小学生)
  ・ロサンゼルスオリンピック
  ・上野動物園にコアラ上陸
  ・エリマキトカゲブーム
  ・CM
   ・ガンバレガンバレ玄さん:キッコーマン:間下このみ
   ・ちゃっぷい、ちゃっぷい、どんとぽっちぃ :キンチョーどんと
   ・私は、コレで会社を辞めました:禁煙パイポ
  ・音楽
   ・わらべ:もしも明日が
   ・チェッカーズ:涙のリクエスト、星屑のステージ、ジュリアに傷心
   ・吉川晃司:モニカ
   ・郷ひろみ:2億4千万の瞳
   ・高橋真梨子:桃色吐息
   ・一世風靡セピア:前略、道の上より
   ・木村友衛/細川たかし:浪花節だよ人生は
   ・小泉今日子:ヤマトナデシコ七変化、渚のはいから人魚
 ・ドラゴンボール連載開始(週刊少年ジャンプ)

うっは・・・ずいぶん歳をとったもんだと実感してしまった・・・

データ
造り手:Ca'lem(カ・レム)
銘 柄:Ca'lem Vintage Port Quinta da Foz 1984(カ・レム・ヴィンテージ・ポート・キンタ・ダ・フォス)
格付け:
価 格:3,900円

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/06/23

Emendis Brut Nature(エメンディス・ブルュット・ナチュレ)

Dscn0974











 会社帰りの突然の雨。オフィスからたいした距離はないものの、駅に着くまでに多少は濡れてしまう。更に地下鉄のホームと車内の湿気で、これでもかというくらい服が水分を含んで不快。


 梅雨が明けるのが本当に待ち遠しい、そんな気分です。気持ち良いくらいに青い空を見たいなぁとつくづく思います。さて、今夜は、そんなジメジメとした気分を吹き飛ばす飲み物を開けよう!
おっと、その前に部屋をこざっぱり片付け、飯の準備をしてからシャワーを浴びて・・・云々と帰ってからの行動フローを頭に思い描きつつ帰宅。自分自身のフロー通りに事を済ませ、さて抜栓!というところです。


 やはりすっきり気軽にそしてジメジメとした気分を吹き飛ばせるといったら泡物しかないでしょう。シャンパーニュではちと重いので今夜はスペインのカバを開けています。今夜のカバはBrut Nature(ブリュット・ナチュレ)といって、リキュールの添加をしていないタイプ(シャンパーニュ方式など(瓶内二次発酵)で作られる発泡性ワインは甘みの調節のためリキュールを添加します)。ということで、スッキリとした味わいを楽しめるわけです。

 さてさて・・・香りは青りんごや、白い花、ミネラルなど非常にクリア印象。軽く香るクッキーのような甘い香りがアクセントを与えています。泡立ちは細かく、口に含むとまずフレッシュな酸味が広がります。軽めの果実味の後に、アフターに少々の苦味を感じます。飲み込んだ後に鼻に抜ける香りは、ミネラル香か。全体的に涼しげでスッキリとした印象です。これから夏に向けてとてもいいと思います。


しかも1,000円でお釣りが来るというのがポイント高いですね。


データ
作り手:Emendis(エメンディス)
銘 柄:Emendis Brut Nature(エメンディス・ブルュット・ナチュレ)
格付け:DO Cava
セパージュ:Xarel-lo(チャレッロ) 50%, Macabeo(マカベオ) 25%, Parellada(パレリャーダ)25%
価 格:900円

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/06/14

Gimlet(ギムレット)

Dscn0967








 「I suppose it's a bit too early for a gimlet,he said.」(ギムレットにはまだ早すぎる:ギムレットみたいな強い酒を飲むにはまだ(時間的に)早いだろ・・・常識的に考えて・・・)


 レイモンド・チャンドラーのハード・ボイルド小説「長いお別れ」に登場する有名な台詞です。
 主人公のフィリップ・マーロウに対して、テリー・レノックスが言った名言になります。この台詞は小説でも重要な言葉になっているので、興味のある方は是非読んでみてください・・・

 更に、「本当のギムレットはジンとローズのライム・ジュースを半分づつ、他には何も入れないんだ」ともテリー・レノックスが言っています。この小説でギムレットの名前が一躍有名になったというのも嘘ではありません。
 ジンについては、現在各社(タンカレー、ビフィータ、ボンベイ・サファイア、ゴードン等々)日本に輸入されていますが、ローズ社のライム・・・これが現在日本では普通に手に入りません(一時期ユニオンリカーズが引いていた)。

 せっかくアメリカに行ってきたので、現地のBarでギムレットを飲んできましたが、ライムジュースも買ってきました(多めに)。日本でライムジュースといえば、明治屋とサントリーのライムジュースが売っていますが、今回はいい比較材料になりそうです。

 さて、初めてローズのライムジュースを使ったのですが、普通に買える明治屋やサントリーのライムジュースに比べると酸味がしっかりしています。半分ライムジュースを使った割に思ったほど甘くありません。


 普通Barでギムレットを注文すると、民生品のライムジュースではなく、生のライムを搾り、甘みを足すためにシュガーパウダーを足すのが一般的(ライムの状態や、Barによって異なりますが)になっています。また分量も、ジン 2/3(45ml),ライム 1/3(15ml)がスタンダードなレシピです。


 今夜はWest CoastのJazzを聞きつつ、ギムレットを飲んでいます。フィリップ・マーロウの気分にちょっとだけなってみたりしてww

データ
カクテル名:Gimlet(ギムレット:レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」スタイル)
材   料:ジン 1/2,ライムジュース(ローズ社) 1/2
作 り 方:シェーク

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/06/12

MUMM NAPA Brut Prestige(マム・ナパ・ブリュット・プレステージ)

Dscn0959_3










 しばらくぶりの更新です。今月はカリフォルニアワインを多く紹介して行こうと考えております。

 というのも・・・

 先週は、サンフランシスコ及びナパ・ソノマに旅行に行っていたからです。ワイナリーも数件回ってきましたので、ワイナリーのレポートもできればと思っています。

 さて、今宵のワインは、フランスでも有名なG.H.MUMM(F1で使うシャンパーニュで有名、あと映画カサブランカで飲んでいたシャンパーニュはMUMM製)がナパに作ったワイナリーです。ナパやソノマには、ドメーヌ・シャンドン(モエ・シャンドン)、ドメーヌ・カーネロス(テタンジェ)、ロデレール・エステート(ルイ・ロデレール)等々、フランスのシャンパーニュメゾンが関わっているワイナリーが結構あります(一部日本でも入手可能:カーネロスとか)。

 さてさて、早速開けてみましょう。香りは、レモン、グレープフルーツなどの柑橘系の果物の香りや、メロンのような瑞々しい果物の香り、イースト香、蜂蜜の香りなど。口に含むとしっかりとした酸味とともにクリーミィな泡が口内に広がります。アフターの苦味は少々強めか。
 安くて美味しい泡物ののいい例ですねぇ。日本にも引いてくれないだろうか・・・多分2000円後半~3000円前半ぐらいにはなっちゃうんでしょうね(そうしたらオーストラリアのグリーン・ポイントのほうが値段的にアドバンテージがあるなぁ・・・)。


データ
作り手:MUMM NAPA(マム・ナパ)
銘 柄:MUMM NAPA Brut Prestige(マム・ナパ・ブリュット・プレステージ)
格付け:-
セパージュ:不明(シャルドネ主体の感じはします。+ピノ・ノワールか?)
価 格:15$

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/05/18

Cuvee Marcel Lapierre N/V(2003)(キュヴェ・マルセル・ラピエール)

Dscn0589











 今宵の一本は再び趣向を変えまして、ボージョレのワインを開けております。造り手は、ある意味ボージョレのビオディナミを語ると必ず出てくるであろう、マルセル・ラピエールです。そしてこのワインは、ブドウの出来が良い年のみしか作られません(近年では2000,2003,2005)。2003年は記録的な酷暑で、そんなに良いヴィンテージではないと個人的に思っているのですが、自信を持ってリリースしてくるところを見ると、ここのブドウについては良い年だったのでしょう。
 ここは、一般的なボージョレのイメージ(いわゆる華やかなヌーヴォー)をぶち壊すワインを造っています。アルコール度数からして南仏やカリフォルニア並みの14%・・・。「軽くボージョレでも飲もうかな♪」といった気分のときに開けるようなワインではありません。(軽めの赤を飲むときはボージョレあたりが候補に挙がってくるんですよね)

 さてさて、早速飲んでみましょう。色からして濃いww香りは、プラム、ブラックベリー、チェリーなどの黒い果実の香りがメインで他にはスミレなどの花の香りも。正直このワインをブラインドで出されたら、ボージョレと答える自身がありません。味わいは・・・濃い・・・。果実味が凝縮されていて本当に力強い味わいです。とは言いつつも強いだけではなく全体としてのバランス(酸、タンニン)も悪くはない。できれば肉を食べながら飲むのがいいと思います。
うーんガメイとは本当に思えない・・・


ちなみに地域や畑などの情報は特に書いていませんが、『モルゴン』のブドウを使用しているようです。
だったらAOCで出せるはずじゃないと・・・少し調べてみたらアルコール度数が高すぎてINAOからAOCの認定がもらえなかったと言うことのようですね(官能試験で引っかかった)。

ワイン
作り手  :Marcel Lapierre(マルセル・ラピエール)
銘 柄  :Cuvee Marcel Lapierre N/V(2003)(キュヴェ・マルセル・ラピエール)
格付け  :Vin de Table(ヴァン・ド・ターブル)
セパージュ:ガメイ100%
価 格:3,500円

=======2008/5/26追記 格付について=====

フランスやイタリア、ドイツ、スペイン等々多くの国ではワインに関する法律が整備されています。とりあえずフランスでは・・・
 ・AOC(原産地呼称統制ワイン)
 ・AOVDQS(上質指定ワイン)
 ・Vin de Pay(地酒)
 ・Vin de Table(テーブルワイン)
というカテゴリーに分かれています。この表記についてはラベルを見れば必ず書いてあります。

たとえばボルドーのAOCワインなら、Appellation Bordeaux Controllee
と書いてあります。この場合ボルドー地方の指定されたブドウ・栽培方法、等々で作られたワインということがわかります。

もう一個ブルゴーニュの場合
Appellation Bourgogne Controllee
となればブルゴーニュ地方全体で表記可能なのですが、たとえば高いワインで有名なロマネ・コンティは、
Appellation Romanee-Conti Controllee
と表記されています。ロマネ・コンティの畑自体がAOCとして認められているということです(ブルゴーニュの場合は畑自体の認定もある、他の地方ではもっと大雑把なものが多い)。

Appellation なんとか Controllee
の『なんとか』に入るもの

大きな順から(ボルドーの場合)
地方(ボルドー地方) >地域(メドック地区)> 村(マルゴー村)

ブルゴーニュの場合(一例)
ブルゴーニュ(地方) > 村(ヴォーヌ・ロマネ村) > 畑(ロマネ・コンティ)

範囲が狭ければ狭いほど、お値段は高くなる傾向にあります。

たとえば宮城県でブランド米を作っているとして市役所付近から収穫できる米が最高だとします。

宮城県 > 仙台市 > 青葉区 > 国分町三丁目

要は、宮城県で収穫できた米は宮城県のラベルでは出せますが、仙台市(仙台市で収穫できた米ならOK)や青葉区(青葉区で収穫できた米ならOK)のラベルはつける事ができないということです(逆にわかりにくいか?w)。

ロマネ・コンティの場合、ロマネ・コンティの畑から取れたブドウでなければ、その名前は名乗ることができません。

やっと今回のワインですが、本当ならばボージョレ(地域)>ボージョレ-ヴィラージュ(指定地域)>モルゴン(村)
というなかのモルゴンを名乗ることができるはずだった(最低でも(ボージョレ)のですが・・・AOCの認可を受けるには、

1. 生産地域
2. 品種
3. 最低アルコール度数 : 収穫期のブドウの糖度にも規定がある。
4. 最大収穫量 : 1ha当たりの最大収穫量が規制されている。生産量を増やしすぎて土地がやせ、ブドウの品質が落ちることを防ぐ。
5. 栽培法 : ブドウの樹齢が5年を経過していること、など。
6. 剪定法 : ブドウの樹の種類を考慮し、産地によっても異なる。
7. 醸造法 : ミュスカデ、ロゼワイン、シャンパーニュなどの発泡ワインには特別に規定がある。産地によって異なる。
8. 熟成法 : ボジョレー・ヌーヴォーの発売日や、発泡ワインの熟成法は特に厳密に定められている。
9. 試飲検査 : AOCワインのすべてが、試飲検査を受けなければならない。

という規定を満たさなければなりません。この規定は地域ごと(AOC毎)に変わります。

この認定が通らなかった場合はAOCの表記をすることはできず、多くの場合、Vi de Pays(地酒)やVin de Table(テーブル・ワイン)として世に出回ることになります。

最近はあえてAOCをとらないものも出てきているので、格付が高い=品質高い、格付が高い=美味しい というわけではありません。

詳しくは、今度フランスワインを開けるときに書こうと思います。
================

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008/05/14

ルバイヤート・甲州・シュール・リー 2006

Dscn0587_2











 さて、なんとも・・・梅雨でもないのに雨がシトシト降っています。まぁ気温が高くないだけ過ごし易いんですけどね。さて、今宵も甲州を開けております。今回は丸藤葡萄酒工業の『ルバイヤート・甲州・シュール・リー 2006』です。
 ヴィンテージの違いがあるものの、昨日開けた『ARUGANO BOSQUE 2005(アルガーノ・ボシケ)』と比べると、明らかに色が薄いですね。さて、香りはどうでしょうか。

 香りは、グレープフルーツやレモンなどの柑橘系のフルーツの香りがメインで、ミネラル香、青りんごの香り、ジャスミンの花の香り、イタリアのコルテーゼを思わせるラムネ香が少々。飲み比べた4本の中では香りは一番好みです。口に含むとフレッシュで活き活きとした酸味を感じられ、甲州としては、少し濃いかなと思われるほどの果実味。うーん・・・全体的なバランスを考えると今回飲んだ中だとTOPかなと思います。なにが良いといえばやはり香りのバランスがすごく良い。
 合いそうな料理を考えてみた。山菜の天麩羅、水炊き、鯉の洗い、ヤマメ、岩魚の塩焼き、鮭のホイル焼き等々、薄味から中口料理に合いそうです。ただし・・・炊きたての米とは合わないと思うんですよね・・・多分筍の炊き込みご飯やきのこの炊き込みご飯など、手を加えないとだめかもしれません。

データ
作り手:丸藤葡萄酒工業株式会社
銘 柄:ルバイヤート・甲州・シュール・リー 2006
格付け:-
セパージュ:甲州 100%
価 格:1,480円


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/05/13

アルガーノ・ボシケ 2005

Dscn0585










 寒い・・・東京は、ここ最近非常に寒いです。まぁ流石にコートは要りませんが、冬物のスーツで丁度いいくらいです。もっと暑くなることを見越して白ワインを買ったのですが、ここ最近の気温なら、白でも濃いシャルドネとか赤ワインでもいけそうな気配です。
 さて、予告どおり今日も甲州を開けています。開けているのは、『ARUGANO BOSQUE 2005(アルガーノ・ボシケ)』初めて飲む作り手なので、結構期待して開けてみました。


香りは、ミネラル香が強く、キャンディやラムネ香もします。また、柑橘系の果物のさわやかな香りもあります。香りの印象としてはかなり硬い部類に入るのではないでしょうか。口に含むとフレッシュな酸味と程よい果実味、アフターに強めの苦味を感じられます。以前の日本に比べると粘度も高いかな(少しトロリとした感じ)。アフターに鼻に抜ける香りがさわやかでいい感じです。
 このワインは単体で飲むというよりは食事とあわせたほうがよさそうに思えます。焼き魚、てんぷらあたりがいいような気がなします。また同じ苦味を生かすという点では、山菜なんかも良いかもしれません。

 アフターの抜ける香りが良いなぁ。

同じ山梨の甲州でも作り手によって差が出るのは面白いですね。


データ
作り手:勝沼醸造株式会社
銘 柄:ARUGANO BOSQUE 2005(アルガーノ・ボシケ)
格付け:-
セパージュ:甲州 100%
価 格:1,400円

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/05/11

Chateau Mercian 甲州 シュール・リー 2006

Dscn0579










予告どおり今宵も甲州です。飲んでいるのはシャトー・メルシャンの『Chateau Mercian 甲州 シュール・リー 2006』前日のワイン(グレイス甲州)も少々残っているので飲み比べてみることにします(抜栓時間の差はありますが・・・)。メルシャンは2006年にキリンに買収されて現在はキリンホールディングスの子会社になっています。
 近年会社の移り変わりが激しいので、「いつの間に買収されてたんだよw」と思うことが結構あります。
 ちなみにメルシャンが扱っているワインでよく見る物は、
  ・サンライズ チリ
  ・コンチャ・イ・トロ チリ
  ・ピア・ドール フランス
  ・ウルフ・ブラス オーストラリア
  ・ポメリー フランス(シャンパーニュ)
  ・ロバート・モンダヴィ アメリカ
いまや普通にコンビニやスーパーでも見かけるワインたちです。

 メルシャンのワイン自体はスーパーなどでも普通に見かけたりするので、結構なじみが深いんじゃないでしょうか。
 メルシャン自体は山梨以外にも、長野や福島にもブドウ畑を持っています。機会があればその辺も紹介できればと思っています。

 さて本日のワインを飲んで見ましょうか。香りは、レモンやライムなどの柑橘系フルーツの香りが主体で微妙にパンのようなイースト香もします。あと、幸水のような日本の梨のような香りも微かに・・・。昨日のグレイス甲州と比べると優しい香りかな(グレイス甲州は、ミネラル香や燻した煙の香りなどがあった)。味わいは・・・フレッシュな酸味を感じられ酸味とバランスの取れた果実味、アフターにバランスのよい苦味を感じられます。良く言えば上手くまとまっているワインだといえるでしょう。
 一応香り、味での比較を行うと・・・

  香り  グレイス>>シャトーメルシャン
  酸味  グレイス>シャトーメルシャン
  果実味 グレイス>>シャトーメルシャン
  苦味  グレイス>>シャトーメルシャン

これはどちらのほうが優れているかではなく、ピンポイントでの比較です。全体的なバランスに関してはどちらもあまり変わりません。あくまで個人的な好みであれば、グレイス甲州に軍配が上がると思います。優しいバランスが取れている方を・・・というより無難に薦めるとすれば、メルシャンを押します。

値段にしても悪くない出来だと思います。さて次回は、ルバイヤートか勝沼醸造にします。


データ
作り手:メルシャン株式会社 勝沼ワイナリー
銘 柄:Chateau Mercian 甲州 シュール・リー 2006
格付け:-
セパージュ:甲州 100%
価 格:1,200円

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/05/10

グレイス甲州 2006

<Dscn0564










 せっかくの休日なのに雨、雨、雨・・・と。まぁたまにはこんな休日も悪くはないんですが、なんともぱっとしない天気ですね。さて今宵は先日宣言していた通り、甲州を飲んでおります。昨年、丁度今頃に勝沼に行きましてワイナリーめぐりをしたのですが、暑い中歩いて飲んだワインは最高に美味しかった覚えがあります。今宵は少々寒いですが、今の時期にお勧めのワインということであけて行きます。

 作り手は中央葡萄酒造。ある意味甲州ワインを世界に認めさせた作り手です。ここ数年フランスなどにも輸出しており、高い評価を受けているそうです。

 まぁ早速飲んでみましょう。香りは、レモンやグレープフルーツの皮、ミネラル香、あと日本酒のような吟醸香、またロワールのプイィ・フュメまでとは言わないものの、少し燻したようなスモ-キー香りがします。口に含むとフレッシュな酸味を感じられ、果実味も申し分なし。以前飲んだビンテージより少しアフターの苦味が気になりますが、それが最後に全体を引き締めていると思います。

 やっぱりここの甲州は安定感があっていいですね。値段も申し分なし。

久々に今夜食べたご飯を・・・食材はこれです。
魚:イシモチ、鰯
貝:アサリ
野菜:ズッキーニ、アスパラ(紫)、タマネギ、マシュルーム、プチトマト、香草類
14425077_3807093293










んで、出来上がったがこれ。一皿目は鰯のカルパッチョ。二皿目はイシモチのソテー香草ソース、紫アスパラ添えです(料理名は適当)。
Dscn0568Dscn0573










ソースにはアサリからとったスープをベースにしてソースを作りました。二皿とも美味しくいただきました。

魚をバシバシさばいたんで、手が非常に魚くさいwwww

次回もまた甲州を飲む予定です。


データ
作り手:中央葡萄酒造株式会社
銘 柄:グレイス甲州 2006
格付け:-
価 格:1,500円

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/05/09

Clos Des Rochers Reesling Grand Premier Cru 2006(クロ・デ・ロシェ・リースリング・グラン・プルミエ・クリュ)

Dscn0556








 東京は、昼間暑い日が続いておりますが、夜は風がいい感じに涼しく感じられます。ここ最近夜の風が強いかな・・・
 今宵は、ルクセンブルクのワインを開けております。あまり日本には馴染みのない国なので少々解説を・・・ルクセンブルクは、南にフランス東にドイツ、西にベルギーと3国に囲まれています。面積は神奈川県位で人口は46万人。非常に小さな国ですが、経済的にはGDP,GNPなどの指標は世界でもトップクラスを誇ります。

 ワインについては白ワインやスパークリングワインなどが有名。ワインについての法律は資料がなかったので、詳しくはわかりませんが、ラベルを見る限りフランスに倣っているのかなと思います(フランスのAOCとほとんど変わらないため)。ドイツでもモーゼルのワインが有名ですが、ルクセンブルクの国内もモーゼル川が流れているので川沿いにブドウ畑が点在しているようです(というか黄金の雫で有名なトリアーはルクセンブルク国境に接している)。場所柄リースリング、ピノ・ブラン、ゲビュルツトラミネール、ピノ・グリ、ピノ・ノワールなど、フランスのアルザスに近い品種が主力のようです。

 モーゼルと言うこともあり、ドイツワインに近い味わいなのかな・・・と勝手に予想してみます。


 早速飲んでみます。香り。レモン、グレープフルーツなど柑橘系果実の皮の香り。ミネラル香、ジャスミンやライラックのような花の香り。うーん香りの出方はドイツというよりはアルザスのほうに近いかもしれません。味わい。ピチピチとしたフレッシュな酸味(微発泡)を感じられ、ほのかな甘みとともにバランスのよい果実味、アフターに少し強い苦味を感じます。スタイルとしてはどう考えてもアルザスなんですが、ドイツのモーゼルの雰囲気も醸し出しているといった感じです。正直かなり気に入りました。辛口の白の場合、モーゼルでは少し物足りない・・・だがアルザスはチト高い、またフレッシュ感はモーゼルに劣る・・・
 ドイツとアルザスを足して2で割ったといった感じです。これが1000円台で買えれば非の付け所がない。というか、確実に夏用ワインとしてケースで買うのですが・・・流通量が少ないというのもあり、手に入りにくいのもマイナスポイントかもしれません。


いいぞ!ルクセンブルク!

次回からは少し趣向を変えて「甲州」を中心に紹介できればと思っています。


データ
作り手:Domaine Clos Des Rochers(ドメーヌ・クロ・デ・ロシェ?:読みが正しいかは微妙)
銘 柄:Clos Des Rochers Reesling Grand Premier Cru 2006(クロ・デ・ロシェ・リースリング・グラン・プルミエ・クリュ)
格付け:AC Moselle Luxembourgeoise
セパージュ:リースリング 100%
価 格:2,500円

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«Grand Cru Cuvee Pierre Moncuit-Delos Blanc de Blanc(グラン・クリュ・キュヴェ・ピエール・モンキュイ・ドゥロス・ブラン・ド・ブラン)